札幌の夜 |
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投稿者: 加藤大基 | 投稿日時: 2007年08月15日 23:09 |
なかなか更新しない私が、連日の投稿とは…
何かの前触れか??
単に夏休みをもらっていて、時間に余裕があるだけでした。
タイトルは意味深ですが(すわ、すすきのの一夜!か?)、
残念ながら、そんな色めいた話ではありません!
知り合いが北海道へ家族旅行に行っているとのことで、
そちらからメールをいただき、
私はふと6年前の札幌の夜を思い出しました。
6年前の夏、私は札幌で行われたミニ学会に参加しました。
金・土曜日の学会で、参加者の大半は土曜日の夜に地元へ帰ったようですが、私は日曜も休みが取れていたので、観光目的にもう一泊することにしました。
しかし!!
時同じくして、ロックバンド・GLAYの10万人コンサートが札幌郊外であったのです!
100000人ですよ!
当時できたばかりの札幌ビックカメラの、
デモ用のパソコンで宿を検索しまくったのですが、
小樽や千歳のほうまで全く空室がなく、
結局、泣く泣く背広姿で札幌駅前に野宿しました。
学会だったので、背広しか持っていなかったのです。
しかし、同じような人が札幌駅前に
少なくとも100人くらいはいて、
みんなで野宿している姿は、
なんだかとても異様な光景でした。
大半は、明らかにGLAYのファンのようなファッションでしたが、幾人かは私と同じようなとばっちりを食らったサラリーマンらしき人もいました。
スーツ姿で野宿する人に対して、同類を哀れむ思いを禁じえませんでした。
夏とはいえ、札幌の夜は結構寒く、
とても眠れるようなものではありませんでした。
「いくらGLAYが北海道・函館出身だからって、
札幌のような収容人数が十分確保できないところで
10万人も集めるなよー」
と、その後しばらくはGLAYが嫌いになりました。
因みにこの時、土曜日に帰られた私の上司(50代の部長)は帰京後、
「札幌駅前でグレイのチケットを探している人がいっぱいいたけど、それってねずみ色のチケットのこと??どういうこと?」
と、状況がよく分かっていないようでした。
私は「ねずみ色」に少々の恨みの思いをこめて、
部長先生に説明してあげたのでした。