新風舎そして

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年01月07日 11:06

自費出版大手の新風舎が民事再生を申請するという


弊社が創業した当時
同じビルにドカンと新風舎がオフィスを構えていたことや
真木さんとお知り合いになるきっかけが
自費出版がらみだったことなどを思い出し感慨深い。


ちなみに弊社は隣室が火事になったが
しぶとく居座り続けている。
新風舎は気づけばどこかへ移転してしまっていた。


新風舎が経営不振になったきっかけについて
あれこれ言われているが
突き詰めて言うと
出版業界の訳の分からない参入障壁に立ち向かうのには
お金がかかり過ぎたということだろう。


弊社も
私個人が特にamazonの無責任さにホトホト嫌気がさしてきたのと
雑務を一手に引き受けてくれていたK君が休業に入って
もはや物理的に支えきれないのもあって
『いのち輝かそう』を除き
単行本出版から一時撤退しようと決めたところだった。

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コメント

初めて御社にお伺いしたとき、
2階にデンと構えた新風舎は、衝撃的且つ印象的でした。
昨日のことのようです。

新風舎のウェブサイトがクローズしたり、電話回線が繋がらないという噂を耳にして、碧天舎と同じと思っていた矢先です。
被害が極力少ない結末をお祈りします。
残る文芸舎はいかがなのでしょうか?

当時から二年以上が経過して、何とか前を向いて過ごせるのも、こうしてブログを書かせていただけるのも、川口さんのご助言や示唆(時に辛辣な批判?も含めて)があったからこそだと、ありがたく思っています。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

>真木様
コメントありがとうございます。
「辛辣」。。。顔から火が出る思いです。
申し訳ありません。

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