転嫁

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年04月14日 20:13

12日の「真の公聴会」は、私にとってシンポジウムそのものより
その前後にいろいろな方のお話を伺えたことが収穫でした。
そんな中で一つ気になった話。


原油高、食料品高だが
病院は価格転嫁できないので
経営が傾きつつある医療機関がある、とのこと。


気候が温暖なところより寒冷なところの方が
たぶん大変だろうという推測は成り立つ。
そして医療機関の数は西高東低だから
ただでさえ少ない地域の医療機関が直撃を受ける。


予想外のところで、いきなり病院が閉鎖されることのないよう
政府与党は目配りしておいた方がよいのではないでしょうか。

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コメント

日本の役人は将来予測が、おどろくほどヘタ。戦前・戦中・戦後全く変わっていないようですね。
それでも、かつての政治家や官僚は将来のビジョンを持っていたようにおもいます。
ところが今回の後期高齢者医療制度にしても苦肉の辻褄あわせに終始している感がぬぐえません。
さらに加えて「拙速」が大問題です。
現場を知らないものだから、十分な用意もせずに施行開始してしまっています。うちの受付職員にもあきれられています。
幕末の徳川政権のような、清朝末期のような、沖縄陥落後のような・・・・

決定力も無し、現状も改善できないので、「将来予測」なんて今の政府に期待するだけ「時間の無駄」でしょう。

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