リボンかくあるべし

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年07月01日 18:27

皇太子家の愛子さまが罹患したことで少し関心を集めている溶連菌感染症
現代の日本では恐れる必要のない病気になっているが
以前は、リウマチ熱とその後遺症である心臓障害を引き起こすこともあった。
(ロハス・メディカル7月号『機器も身の内』参照)



なぜ、こんなことを書くかというと
いつも楽しみに眺めているCBニュースに
キルギスでは、未だにこの病気が猛威をふるっていて
 それに立ち向かおうとしている日本人医師がいる
」との記事が載っており
大変感銘を受けたからだ。


その医師が資金集めなどのために行っているのが
ハーティースマイルプロジェクトというもので
リボンマグネットを売っているらしい。(2個で1人救えるとのこと)
私も早速申し込んだ。


以前から何回か書いていたピンクリボン問題で
患者さんたちが怒った理由として、ピンクリボン・フェスティバルが
「患者のためのイベントでなく、患者をダシにした健康な人のお祭りになっている」
という分析がいくつかのブログなどでなされており、なるほどと思った。
健康な人が、病気の人のためにできることをする
こういうスタンスこそ、やはりリボンの王道だよなあと思う。

<<前の記事:ぜひ読んでください    近畿と名古屋に進出するかも:次の記事>>

コメント

おっしゃることよくわかります。

乳腺外科の病棟で働いていますが、学会等でもらったピンクリボンをネームにつけて働いているスタッフが多いのですが、、、私はどうしても抵抗がありつけることができません。


例えば、仮に人間ドックの検診スタッフがつけていたとしたら抵抗ありません。

自ら乳がんになった方が、ご自分の辛い心境を脱し、ご自分の病気経験を生かして、周りの方々に検診を薦める、という意味でつけられる方もおられるかもしれません。

早期発見は大事です。ピンクリボンを否定しているわけでは全くないのですが。。

(川口さんへ、不適切でしたら削除してください)

コメントありがとうございます。
簡単に論評できないところもありますが
やはり当事者や近しい人が違和感を感じるとしたら
何か間違っているのでないかと
振り返ることは必要なんだと思います。

コメントを投稿


上の画像に表示されているセキュリティコード(6桁の半角数字)を入力してください。