医師の組織 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年10月20日 11:40 |
毎度お世話になってますのCBニュースに
小松秀樹先生の大変興味深いインタビューが載っている。
日医を解体、医師の自律的処分制度を
載っているのだが
あんまり医師ブログなどで言及されていないようなので、ご紹介しておく。
個人的には、例えば読売新聞提言に過剰反応する前に
こういう自分たち自身のことをしっかりした方がいいのでないか、と。
世の中の人は、見てないようで見ている。
で、結局最後にものを言うのは
そういうサイレントマジョリティの中に醸成される雰囲気だ。
自分たちのことを棚に上げて人の批判ばかりしていると見られたら損だ。
偶然、ロハス誌でも次号医師組織について特集予定。
こうご期待。
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コメント
医師の世界では仲間内を応援したり、批判したり、どちらで
あってもタブーなのではないですか?
黙して、語らず。
マスコミにだけはストレス発散の場として非難轟々。
そういう世界なんでしょね。
(リンク記事の一部引用)
>慈恵医大青戸病院事件の過熱報道後、厚労省は、刑事事件の判決を待たずに処分することを医道審議会に指示しました。こうした安易な基本方針の変更は、処分機関としての信頼性、安定性を欠きます。
確かに、この先生の仰るような一部の行き過ぎたやり方が罷り通ってきたために、逆に医療者から反発を受けてしまっているということもあるのでしょうか。
権力(この言葉が適切かどうかはわかりませんが)というものが、それを認める人々の付託によって維持されているという事実をいつの間にか忘れてしまうと、とんでもない勘違いを犯してしまうのかもしれません。現場の医療者からの支持が得られなくなっているのであれば、まずそのことを是正し信頼回復に努めなくてはならないのでしょうね。
>医師の世界では仲間内を応援したり、批判したり、どちらであってもタブーなのではないですか?
医師に対しての批判で一番厳しいのは実は医師であるように私には思えます。ただし、何が不可抗力で何が回避可能であるかという部分での医療者としての共通認識(所謂相場観?)があると思うので、一般の人が取り上げるのとは異なった視点での批判になり、こういうところで庇い合いと誤解されてしまうことはあるのかも知れません。
>一市民様、KHPN先生
ありがとうございます。
墨東病院問題の報道を見るにつけ
地道な努力がバカらしくなる世の中ではあるなと思います。
こういう世の中で医療界にばかり自浄を迫るのも申し訳なく。。。