地区音楽会

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年11月16日 13:51

金曜日の午前中は、地区の小中学校音楽会でした。

トントンの通う小学校からは、例年5年生が参加します。
それで、2学期に入ってから二部合唱の練習を開始、1週間前の『いちょう集会』でお披露目をしました。(地区音楽会はいわば本番)

地区の中学校体育館で行われ、他の学校の演奏にも大いに刺激を受けながら、緊張感漂う静謐さの中で響く歌声はとても爽やかでした。

地区音楽会.JPG

トントンは『この☆(ほし)のゆくえ』のピアノ伴奏をしました。

しかし、実は夏以降取り組んでいたショパンの幻想即興曲が仕上がらず、普段柔和な先生が、

「(始めてから)もうだいぶもってるし、確かに難しい曲だし、無理ならちょっと休む?
どこが悪いと思うの?」

(トントン:「左手」という答えに)

「わかってるじゃない。わかってるならどうして練習しないの?」
(極めつけ)「最初から投げてるよね」
(最初の1ページ目で楽譜を閉じてしまった、これ以上聴いていられない、というサイン)
「どうする?休んでいいのよ」

トントンの身体から涙がほとばしっているように見えました。(うぅ、、ピンチ、、)

「もう少しやりたい、幻想即興曲も練習する」

と泣かずに答えたトントン。

それから一週間、いつものように、
ハノン、チェルニー40番、バッハのシンフォニアとレッスンが進み、最後のショパンになって、ピアノの弦が、(立て続けに2本も、)バチっと衝撃音とともに切れてしまいました。

「いいの、気にしなくて。気にしていたら上手くならない」
「強いところは、思いっきり強く弾いて、今の時期は無理するぐらい弾いてもいいのよ」

トントンのピアノレッスンに毎回参観しているわけではないけれど、
伴奏曲も、「せっかく弾くのだから」とレッスンの最後に見てくださって、レッスン時間が二時間近くに及ぶことも珍しくありませんでした。
熱心に真剣勝負で向き合ってくださっている、音楽大好きな気持ちがひしひしと伝わります。

まずは音楽会が無事に終了し、肩の荷がほんの少しおりたトントンでした。

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コメント

なるほど、ご苦労なさっておりますな。
ピアニストでも難しい曲ですからね。

ひとやすみ様

コメントありがとうございます。とても苦労している様子です。
クリスマスには到底間に合いそうもありません(泣

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