旗幟

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年03月17日 00:33

昨日、竜先生の政策が千葉県知事選の各候補者に採り入れられたらしいという話を書きました。
しかしメディアで選挙取材をしていたことのある立場から気になることがあります。
今回のように勝敗の読めない激戦の場合、各陣営が大事にするのは
「自分の所だけ」に票をくれる集団です。
激戦であればあるほど、選挙後には論功行賞が必要になって
全方位外交をしていた集団には余り配慮されないのが通例です。


各候補者が、きちんと状況認識していて当選後もしっかり行動するならいいんですが
しょせん政治というのは税金の使い道を決めるのが仕事で
その使い道を巡って選挙で争っているわけですから
ちゃんと正当に医療に振り向けられるのか、かなり心配です。


そうさせないためには医療者なり有権者なりが
候補者に対してハッキリ何かを要求するというか態度を鮮明にするというか
そういうことが必要なんじゃないかなあという気もします。

<<前の記事:知事選候補者たちは知っているらしい    対話こそが解決への道。:次の記事>>