千葉県西部ではお産の危機

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年03月17日 14:56

大事なことなので復習します。
















原典に当たった方はご存じと思いますが、なぜ2025年を採り上げるかというと

推定患者数がピークを迎えるからです。


で昨日、中村利仁先生にご指摘いただいたクリティカルマスの概念(一般には漸増→爆発的増加という臨界に使われていると思います。漸減→消滅という臨界で捉えたことがなかったので、なるほどそうかと思いました)を念頭において上のグラフを再度ご覧ください。


千葉県の患者1000人あたり医師数は05年の25人弱から25年には20人弱になります。これを見ても一般の人は、ああ8割になるのねと思ってしまう、そこが罠だと思うのです。今、千葉県に起きていることは、既に個々には臨界を超えてしまった病院が続出しているということ、このままいくと全体が一気に消滅してしまう可能性があるということを示しています。大至急、本当に、大至急手を打たないと大変なことになります。


たとえば産科。私の出身地であり母が今現在も住んでいる千葉県西部で、総合周産期母子医療センターになっている東京女子医大八千代医療センターで4月から2人減るなど軒並み基幹病院の医師が減るようです。ハイリスク対応のバックアップ体制が弱くなったら、一般のお産ネットワークも弱体化します。東京都の墨東病院に頼るつもりでしょうか?

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