PMDA(医薬品医療機器総合機構)の不思議-特集1「医薬品審査」 コメント欄 |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月06日 19:39 |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年05月06日 19:39 |
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コメント
そんなにドラッグラグ無くしたいのなら、FDAで認可されたら、日本は無条件に通してやれば職員はゼロになり、税金の無駄遣いが減りますねw
>そんなにドラッグラグ無くしたいのなら、FDAで認可されたら、日本は無条件に通してやれば職員はゼロになり、税金の無駄遣いが減りますねw
ある意味同意です。
しかしながら問題は副反応が起こったときではないですか。そんな時にやたらと国を責めなければ、役人も仰るような方向に動くと思いますが、何しろ今までのその手の訴訟などで国が責められなかった例は殆どないので、二の足を踏むという、謂わば恐怖心から来ている行動原理なのではないかと私は思いますが。
元外科医先生に同意
>しかしながら問題は副反応が起こったときではないですか。
副反応は起きるものです。頻度も国内では変わるでしょうし、第四相をするつもりでやるしかない。副反応をPMDAの役人に予測させて責任を問うのはちょっと違うような気がします。
>そんな時にやたらと国を責めなければ、役人も仰るような方向に動くと思いますが
審査するなら、たとえ「事務上の重大な過誤」で薬害が起こっても、被害者には無過失責任で国家保証するとして、被害者感情で役人個人をつるし上げることと切り離さなければいけません。 当のお役人に相応の罰はあると思いますが、それはどの職場にもある程度にするべきです。
と、筋論を述べましたけれど、実は審査制度の改廃、拡充縮小はそんなことではなく、利権確保の力学で決定していると思います。
現状「恐怖心から二の足を踏ンで」いるだけで、宗主国合衆国FDAのお墨付き以上のチェック機構として役立っていない役人は無用、と思っております。
>「恐怖心から二の足を踏ンで」いるだけで、宗主国合衆国FDAのお墨付き以上のチェック機構として役立っていない役人は無用
と言葉の上で切って捨てるのは楽ですが、二の足を踏んでいる人を実際どうやって動かしますか?
>筋論を述べましたけれど、実は審査制度の改廃、拡充縮小はそんなことではなく、利権確保の力学で決定していると思います。
もう少し具体的にイメージしやすいようにご説明いただければ幸いです。
>利権確保の力学で決定
厚生労働省から医薬業界団体などまたは関連財団への天下りではイメージできませんかw
>ドラッグラグ無くしたいのなら、FDAで認可されたら、日本は無条件に通してやれば
確かに一つの考え方ではあります。しかし、このロジックは、「医師不足があるなら、外国医師を日本に入れれば解決する」という主張と同じですね。
熊田さんがたいへんわかりよい仕事なさったので
>利権確保の力学で決定
についての討論は
PMDA(医薬品医療機器総合機構)の不思議-最終回「お金」https://lohasmedical.jp/admin/trackback/494
のコメント欄へ移動したほうがよいと存じます。
「許認可権限を持ったお上に業界が上納している」様子が見えましょう。
パンダさんの
>FDAで認可されたら、日本は無条件に通してよい という主張が
どのような側面において
>「医師不足があるなら、外国医師を日本に入れれば解決する」という主張と
同一ロジックとなる
のか 私には、あいまいです。
また、同一のロジックだとして、それにどのような不都合がございましょうか。
招聘して、優秀な医師が日本に来てくれれば、まことにありがたいことです。
現状で外国人医師が日本にやってこない理由は、「お上の許認可がきつすぎるからである」、と誤解していらっしゃいませんか?
私は、国内における医師の処遇の悪さや言語障壁が大であると理解しております。「安かろう悪かろうの医師」が輸入されてやっていけるようになるには、もう一段の医療崩壊が必要です。それも目前に迫っているのが、現実かもしれないのですけれど。
これまでのPMDAの業務の変遷もこのシリーズで紹介されております。
https://lohasmedical.jp/admin/trackback/488
人体実験である治験のデータを無駄にすることなく(=新たに日本で大規模な治験を立ち上げる必要をなくして)国内で開発できなかった新薬をすばやく導入する、という考え方に何か問題がありませうか。それがここ10年来の米欧日の三者合意だったのではありませんか。
副作用情報の人種差については、どの道、第4相試験をするのです。
国内開発品ができなくなって、国際競争に負ける?のがお嫌なのですか?
どうも腑に落ちません。