119番通報システムの新しい段階―コールトリアージ、具体化へ コメント欄 |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月07日 16:19 |
救急搬送件数が年々増加する中、国が描く新しい119番通報システムの大枠が少しずつ見え始めた。総務省消防庁は119番通報時のトリアージ(重症度・緊急度による患者の選別)実施後の救急隊の運用や病院選定などに関して、実際に消防本部で実施して検証する方針を決めた。国が検討を進めているトリアージの運用ルールが具体化しつつある。(熊田梨恵)
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コメント
橿原の救急搬送拒否事件では、1億4千万円の損害賠償を命じる判決がありました。
AKB事件でも、通りがかりの医師が黒タグを付けたことについて、後出しじゃんけんのような非難の声が上がりました。
F線脱線事故でも、黒タグをつけた医師が某国営放送により探し出され、遺族と対面させられました。
医師が行うトリアージにさえ「検証」「非難」が巻き起こる日本において、医師でない救急隊員が行うトリアージが受け入れられる余地はないと思います。
どうしても限られた資源を有効活用するためのトリアージが必要なら、「先着順」が最も訴訟リスクが低く「安全」だと思います。