スーパー総合周産期センター、実質は1件-システムの本質は「意識向上」? コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年08月01日 19:59

 救命処置が必要な妊婦を24時間体制で必ず受け入れる「スーパー総合周産期センター」のシステムが東京都で開始してからの約4か月で、スーパー総合の受け入れに該当する重症の妊婦の搬送ケースは9件あった。このうち8件は近隣のセンターが受け入れることができており、他のセンターでの受け入れが不可能なために"最後の砦"としてスーパー総合が受け入れたのは1件のみ。関係者からは、スーパー総合があることによる安心感などが他の医療機関に影響し、他のセンターの受け入れがうまくいっているとの声が上がっている。(熊田梨恵)

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コメント

東京都では、後ろにスーパーがあるという「安心感」で受け入れる。
過疎地では、後ろには何も無いという「悲壮感」で全て受け入れる。

二段三段構えの方が安心感が持てるのは、医療者だけでなく住民も同じです。
双方の安心感が増すように、過酷な最前線の負担を軽減する施策を急がねば。

法務行の末席様

コメントありがとうございます。

>双方の安心感が増すように、過酷な最前線の負担を軽減する施策を急がねば。

仰る通りと思います。
今回取材しながらも、「意識」というものはどういうところから生まれてくるか全く分からないものだなと感じた次第です。

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