かくいう私も、気にせずにはいられません。とくに長男は好き嫌いが激しく（形が見える状態だと野菜は当然のように拒否。細かくしてもいちいち取り除、口に入ったことがバレてしまうと全部口から出し・・・。口に押し込んでも絶対に飲み込まず、しまいには泣き喚いて食事どころでなくなるのです。野菜に限らず調理法や触感にも妙にこだわりがあります）、さらに小食、というわけで栄養バランスを考えた献立には相当の限界があるのです。風邪対策には栄養と睡眠、と思っているのですが、現実はそううまくいっていません。

そんななかで数少ない好物のひとつが、ヨーグルトです。いやでも期待は高まってしまいます。

しかしこの乳酸菌を使ったヨーグルトは、まだ商品化されていないようですね。あくまで研究段階とのこと。しかし、こうした研究結果、そして報道があって、それきりで終わるはずはありません。おそらく数ヶ月以内には、この乳酸菌を用いたヨーグルトが店頭に並ぶんでしょうね。そうなると当初は品切れ続出、なんて事態も想像に難くありません。とかく日本人はそういう性質があるのでしょうか？毎年のように、そういう状況がテレビや新聞の情報から生まれてきます。記憶からすると、とくにダイエット関連で特定の食品が入手困難になることが多かったように思います。しかし今年の冬はなんといっても新型インフルエンザです。

ちなみに昨日、息子の保育園でも流行が始まったために、園と区のほうから登園自粛要請が出たと書きました。その段階ではクラス内には欠席もさほど目立たなかったのですが、今朝、息子を連れて行くと、かなり人数が少ないのです。迎えにいった際に確認したら、今日は2歳児のクラスでは約半数が欠席、上の学年になると、3分の2が欠席という状況でした。おそらく大方が登園自粛による欠席ということのようで楽観してはいますが、報道されているように「注意報」レベルを超える流行という現実を目の当たりにした思いでした。

ところでこの新型インフルエンザ、脳症･脳炎とは別に、症状の出方に2パターンあるそうですね。教えて下さった方がいました。

それによると、気管や気管支の粘膜上でのウイルス増殖が中心の気道型と、気道を通り越して直接、肺の肺胞などの内臓に入っていく肺胞型に大別できるとのこと。前者は季節性インフルエンザと同等なのでさほど怖がる必要はない（重症化してしまえば別）ものの、後者は重症化するのがとても早いそうです。スペイン風邪、アジア風邪といった過去のインフルエンザも、第一波は気道型、第二波が肺胞型で死者が多数出たといいます。現在日本でもこの肺胞型が一部流行を始めているらしいのです。

また、のどについたウイルスは、早ければ数秒、長くても20分で体内に取り込まれるそうで、うがいで一瞬洗い流してもさほど効果は期待できないとも。それに気密性が高く空調のきいた施設内では空気が流れて循環するために、咳やくしゃみをしている人のそばでなくてもマスクをしていることは有効なのだそうです。なお、のどだけでなく、鼻や目の粘膜からも感染するので、要注意。そのためにもこまめな手洗いは大切ということですね。

息子の保育園で流行っているのが気道型・肺胞型、どちらの型かはわかりませんが、ヨーグルトの前に、まずは手洗いから徹底させようと思います。とはいえ今回話題の菌に限らず、ヨールグルトそのものは健康維持に良いもののはず。ですから、これからもせっせと食べさせていこうかなとも思うのでした（ちなみに1073R-1を使ったヨーグルトが発売されたら、やっぱり買ってしまうかも、ですが。