今年は『混ぜご飯』から『炊き込みご飯屋さん』に進化したものの、

電力が弱かったのか、
炊飯器のトラブルか、
容量オーバー気味に、具材を詰め込み８合いっき炊きしたからか、

上手く炊きあがらず商品にならないと意気消沈。

今にも泣き出しそうな顔を前にして
私も悲しくなりました。
せっかくお米３０キロ用意して、
精魂こめて具も刻んだのに・・

ご飯にありつけず、
お囃子ライブを横目に、

休憩場所を通ると、

元勤務先医療機関に内定しつつある学生に遭遇。
少しお話しました。

最終の役員面接で
院長も事務長もほとんど話しかけなかったとのことでした。

これだけが原因ではありませんが、
面接以前からずっと逡巡していたのを感じていました。

成績も良く優秀ですが、
時に憮然と、時に飄々としていて気がかりでした。

励ましの言葉も御仕着せで白々しく、
世間話をしただけですが、

帰り際

「がんばりますよ、もし決まったら・・」

一言ぼそっと、にやっと笑って去っていきました。

講義前後の教室ではかけるべき言葉もなかったので、
学園祭に来て良かったと思いました。
気持ちが幾分軽やかになりました。