柔整師会の政治献金が不正請求を黙認させた?-国リハあはきの会、療養費適正化求め要望

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年02月22日 21:55

 「厳格な審査体制を作ろうとしても、必ず政治家が介入して実らなくなっている。政治献金がすごいんです」―。あん摩マッサージ指圧師らでつくる「国リハあはきの会」(林幸男代表幹事)は22日、長妻昭厚生労働相と西村正紀会計検査院長に対し、柔道整復師による療養費の不正請求を適正化するよう求める要望書を提出した。同会からは、柔道整復師の政治団体が1995年から7年間で、政党支部を通して厚労省の"族議員"に約7000万円の政治献金を行ってきたとする資料が示された。(熊田梨恵)

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コメント

この記事を読み、本当に日本は「政治家」の意識の低さに翻弄された来たのだということが良く判ります。意図された献金に心を奪われ、それによって「整骨院の詐欺請求」が拡大し、今では日本臨床整形外科医会調べでは年間4300億円にも上る療養費が柔整師に支払われています。真っ当に働く人よりも詐欺師の方を選んだ政治家は恥ずべき行為と知るべきです。

これからも是非、この様な記事を掲載してください。

この柔道整復師の問題も困ったものですが、病医院・薬局の不正請求や過剰診療についても、いつまでも解決する目処がありません。

このような不正で膨らんだ医療費の責任を、診療報酬改定などで正直に請求している者にまで負わされるのはバカらしく思います。

もう少し、マトモな国になってほしいですね。

> いつまでも解決する目処がありません。

 完全になくなるという意味なら、そんな日は決して来ないことでしょう。

 最小化の努力はするにしても、今後ともあることを前提にいろいろなことを考えていかねばなりません。

すぐにでも長妻さんには動いてもらいたいですね。
そしてもっと国民に知ってもらいたい…
あはきが慢性疾患のプロだと言うことを。
統合医療やジュウセイ問題の記事是非記載して行ってください。

平成19年の政治資金報告によると、自民党の政治資金団体である国民政治協会に日本医師連盟から2億円のお金が出されています。(http://www.soumu.go.jp/main_content/000047137.pdf#page=3)
もし、柔整師会の7千万の献金がかなりの効果を上げたということならば、医師連盟はやり方が下手だったということになるかもしれませんね。

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