環境省が臍帯血バンクを破壊?

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年12月01日 03:47

何度か書いていることですが、弊社社員だった門田哲哉さんは2年半前、急性リンパ性白血病で、34歳にしてこの世を去りました。生存のため最後に賭けた治療が臍帯血移植でした。

その臍帯血バンクに、今とんでもない事態が持ち上がっているようです。全く知りませんでした。

平たく言うと、環境省が調査の検体として臍帯血を集める事業を始めようとしており、しかしそれによって移植に使える臍帯血がなくなるかもしれないという話のようです。ぜひとも多くの人にこの問題を知っていただきたく思います。

詳しくは、こちらをご覧ください

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コメント

少し誇張が過ぎるように感じます。問題が全くないとは思いませんが、破壊などと、過度に誇張した表現をみるとしらけます。

産科診療所を経営しています。

現在、臍帯血バンクに協力しているのは、分娩数が多く、(無菌的操作を可能とする人員を用意しやすいことなどから)比較的規模が大きく、各バンクとの連携がとりやすい距離にある、などの条件を満たした、全国でも限られた産科施設だけだと思います。

たとえお産が多くても、診療所などの、規模が小さく人員が比較的少ないところや、地理的要因やその他の理由のために、臍帯血バンク事業に協力できないでいる産科施設のほうがずっと多いのです。

また、産科医療保障制度開始に伴い、ほぼ全ての産科医療機関において、臍帯血ガス分析検査にともなう臍帯血採取がおこなわれております。現状では捨ててしまう、残りの臍帯血を何かの役に立てられるならば、そう悪い考えでもないのではないでしょうか? 現在、臍帯血バンク事業に協力していない医療機関で実施すればすむことでは?

手数料を手に入れるためにわざわざ多大な手間をかけて研究に参加するほど、今の産科は暇ではないので、この調査の概要がはっきりわかったときに、意義を考慮したうえで、産科婦人科学会などが協力するかどうかを考えるのではないでしょうか。

すべての、採取可能な臍帯血を、移植用に採血して保存できればいいのでしょうが、年間100万分娩の臍帯血を、全国で約3400の施設から集めて保存することも、なかなかに大きな予算や組織や輸送ルートが必要なことだと考えます。

現状では、臍帯血バンクが国家の財政難で存続の危機にあるらしい、と言われていることのほうが、大きな問題ではないのか、と考えています。

民間臍帯血バンク株シービーシーは何回も未公開株詐欺
を繰り返し、24年代表とその長男が他界して破綻しました。
シービーシーの未公開株販売者逮捕されました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/4361/1354833364/

シービーシーの歯髄バンク事業 230からです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/4361/1184521430/
暴**がらみ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/4361/1355603756/
私は新聞に載せてもらいました。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121005101.htm

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