ネタ2本が、こんにちは |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2016年12月18日 00:00 |
厚生労働省の提灯持ち(蔭では悪口を言いながら)という業界メディアが多い中、異彩を放っている雑誌が『医薬経済』だ。その最新12月15日号に面白い文章が載っていた。
タイトルは
医系技官の欲満たす医務総監と専門医
筆者は、この人と思われる。
何が面白いかと言うと
大きくコケた新専門医制度も、蓋を開ければ彼ら(川口注・医系技官のこと)の支配欲を満たすツールに過ぎなかった。(中略)日本専門医機構なるものまで創設された。
機構の運営費は厚労省の補助金が原資であり、医政局がその差配を握っているため、近い将来、医系技官の恰好の天下り先になるだろう。
というくだり。
このブログを再開してから最初に書いた2本のネタが、なんと奇跡のようにランデブーしているのだ。
念のために書くと2本のネタとは、①小松秀樹医師が医系技官2人を相手どって訴訟を起こしている亀田言論弾圧事件、②現場からの医療改革推進協議会を端緒として調べ始めた(現在途中である)新専門医制度である。
何となく共通項があるような気はしていたが、全く知らない人にハッキリ書いてもらって、やっぱりそうだよなと確信を強めた。
この問題に関しては、1月号から始まった対談記事の中でも、梅村聡・元厚生労働大臣政務官が面白い見方をしているので、興味ある方は読んでみていただきたい。