2017年05月のアーカイブ

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認知症は本人に告知すべき?

投稿者: | 投稿日時: 2017年05月17日 11:00

これまでに私も様々なライフイベントを経験してきましたが、新たに先日、「認知症の親戚の介護」というテーマが追加されました。ある程度は予期していたことでもあり、だからこそ「ライフイベント」という捉え方をしているのですが、不確実性もあって正直なところ具体的な準備をしてきたわけではなく、戸惑うことの連続です。今回は、本人への告知について思うところありました。

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2017年05月16日

産後、何が、なぜ大変になるのか?③「抱っこしなければ」の奥底にあるもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月16日 00:00

育児ブログを書く上で自分の産後鬱の経験は避けて通れないため書き始めたが、産後鬱について書くためにも避けて通れないことがある。

産後鬱がひどくなったのは、「自分と同じようなつらさを息子に味わわせたくない」という思いがとても強かった、ということだ。

このエントリーを書くのは非常に勇気が要ったが、これを書かなければ逆に薄っぺらく終わってしまうので、意味がないと思った。子どもの命と向き合うということは、自分自身と深く向き合わざるを得なくなるということがよく分かったし、そこから逃れることは、私はできなかった。

こういうことはあまり書くべきではない、という意見もあるかもしれない。しかし、私はこの部分なくしては自分だと言えないし、今後何をやる上でも、自分の土台になる部分なので、書いておくことは必要だと思った。またそういう生真面目な部分も自分の一部だし、自分自身にしかできない表現であると思う。こういう経験をしている人もいる、というあくまで一つの体験談として書いていきたい。
 

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2017年05月15日

産後、何が、なぜ大変になるのか?②産後うつ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月15日 10:47

生まれたての息子は、体重約3400g、身長50cmと両掌に置けるほど小さく、手足はか細く、やわらかくてふにゃふにゃしたように感じられた。

腕に抱く息子の命は、ふっと息が吹きかかるだけでも消えてしまいそうな儚い蝋燭の炎のように思えた。新生児を取材させてもらったことをはあっても抱くことなど初めての私は、どう扱っていいのか、抱っこするのも怖々だった。
(ペット(の話を持ってくるのもどうかだが)もニワトリ以外飼ったことがないので、自分より小さい命に触れたことがほとんどなかった)

ちょっと力を入れ間違えたら、すわっていない首がガクンと折れ曲がらないか、手足の骨が折れやしないか、関節をおかしな方向に曲げやしないか、ヒヤヒヤしていて抱くのも毎回緊張したぐらいだった。

自分が世話をしなければいけないが、その世話がやり過ぎでないか、不足していないか、そういったことが全く分からなかった。

よく「手を抜いたほうがいいよ」と言われるけど、何に力を入れて、何に抜いていいのか、そもそもそこから分からないのだから、手の抜きようなどないのだ。

おそらく二人目を持つことでもないと分からないのだと思う。

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2017年05月12日

日医がんばれ

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月12日 13:14

日本医師会が受動喫煙防止の防止対策を強化・実現するための署名活動を始めたそうだ。諸手を挙げて賛成だ。

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2017年05月11日

産後、何が、なぜ大変になるのか?①初めての命

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月11日 17:36

子どものいる母親と話すと、よく「産後が大変だった」という話になる。

最初から大変になると分かっていて対策を立てていたり、用心していたということはなかったと。

「こんなことになるとは思わなかった、教えてほしかった」と話し合う。

どうしてこういうことになるなるんだろう? と最近考えている。

(注)
子どものいる方全てに「産後大変でしたか?」と質問したわけではないので、産前産後も心身良好という方と話をしなかっただけかもしれませんし、そういう方とたまたま出会っていないという可能性もあります。私からそう切り出すと同じような話をされる方が多いので、このブログを書きたいと思いました。あくまで私の経験を元に書いていますので、ご容赦ください。ネガティブな感情表現が多いため、不快に感じられる方はご遠慮いただければ有り難いです。

また、これを読んでおられる妊婦さんもおられると思います。素晴らしい命を育んでおられる方に「出産って怖いのか」と不安を与えてはいけないとも考え、この内容を書くかどうかとても悩みました。しかし、あくまで私個人の一人の母親としての体験であれば、書き残しておくのも意味があるのではないかと考えました。確かに妊娠出産は素晴らしい奇跡であり、尊い命の育みです。私自身、息子が私達夫婦のもとにやってきてくれたことに心から感謝していますし、息子のことは大好きです。その輝かしさの一方で、心身が不調になって大変だったこともありました。でも、息子がいてくれたから乗り越えられたことでもあるのです。出産は素晴らしいことであると同時に、私のように大変なことが同時にあることもあると思います。もし産後に体調不良に見舞われた方がおられたとして、私のように「誰もそんなこと教えてくれなかった」と悲しく思う人が一人でも少なくなってほしいという思いから書きました。「産後にそういうことになる人もいるんだな」と思って読んでもらえたらと思います。

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2017年05月10日

育児中の思わぬ伏兵、爪切り

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月10日 10:06

昨日、育児に鼻水と鼻くそという思わぬ「伏兵」がいたと書いたが、もう一つ思い当たったのが、爪切りだ。

赤ちゃんの爪切り。

これはもう、本当に恐怖だった。

どのお母さんも、最初の爪切りは相当緊張したのではないかと思う。

こんな細かい話を書くブログは他にないと思うので、書き留めておく。

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2017年05月09日

育児中の思わぬ伏兵、鼻水と鼻くそ

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月09日 14:45

病児保育について書くつもりが思わぬ方向に話が逸れたので、このまま投稿することにした。

子どもを持つ前には、まさかこんなことに悩み、多くの手間を取られることになるとは想像だにしなかった。

そんな思いもよらなかった伏兵が「鼻水」と「鼻くそ」だ。

これは多分、母親あるあるだと思う。

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現場を知ってる

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月09日 13:13

東京医科歯科大の歯学部附属病院で、男性研修医が男性歯科医を刺したという事件。


同病院は、歯科で唯一の『ロハス・メディカル』配置先でもあり、色々な意味でビックリなんだが、実は、この6階の処置室、私は親不知2本の抜歯のため患者として一昨年通ったことがある。

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2017年05月08日

子どもが病気! 親ができることは?

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年05月08日 13:59

もうすぐ2歳になる息子は、特別大きな病気はなく有難いものの、どの子どももなるだろう病気は着々と経験している。

一般的な風邪はしょっちゅうで、特に昨年夏ごろから保育園に通い始めるようになって、頻繁に鼻水を出し、発熱、下痢をしている。

その風邪がひどくなったものとして…

・中耳炎
・喘息様気管支炎(RSウィルスが原因だった)
・インフルエンザA型
・ロタ(検査はしていないので、多分)

これらの時は大変だった。何が大変かというと、自宅でのケア。

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2017年05月06日

きっとヤミ市場ができるぞ

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月06日 15:05

生活保護者 調剤薬局を1カ所に限定へ 厚労省検討というニュースが出ていた。本当にやるかどうか分からないけれど、こういう制限系の施策でうまくいったことって今までにあったのか?


だって、これ薬局から見たら、「調剤券」の指定を受ければ安定して売り上げが見込めるわけで、おいしいよね。現金問屋から薬を仕入れて利ザヤを稼ごうとするような業者が存在する業界に、こんなもの作ったら、裏で患者にリベートをバックするようなヤミ市場が必ず出来るに決まってるじゃん。

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2017年05月05日

イメージって大事かも

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月05日 16:15

先月に副鼻腔炎&咽頭炎&中耳炎に襲われてから、ほとんど運動らしい運動をしていなかったのだが、GWでもあるしお天気も良いので、久々にハイキングのようなことをした。


想像以上に足腰が衰えていて、歩き始めて早々にシンドくなった。引き返そうかとも思ったのだが、折角来たのに勿体ないので、何か良い方法がないか考えた。

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2017年05月03日

阪神支局襲撃から30年

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月03日 14:23

私が朝日新聞記者を志すきっかけになった赤報隊・朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年経った


当時の私は高校3年生。それまで新聞記者という職業があることすら、友人の父がそうだということを除いて、ほとんど意識していなかった。しかし、事件後の報道の大洪水を見ているうちに、何だかとても意義深い仕事っぽいな、命がけなんて格好いい、殺せば殺すほど志願者が湧いてくるなら犯人も悔しかろう、といったことを考えるようになり、気づいたら朝日新聞記者になっていた。

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