骨髄バンクは天下りを拒否せよ-『東京の会裁判』を支援する集い
野村
「内部告発の文書というのには何を書いたのか」
山崎
「裁判で公開を制限されているので、一審判決が出ればお示しできるが、(略)」
野村
「その程度のことか」
東井
「今回の問題に関して思うのは、財団の理事長、副理事長がだらしなさすぎる。厚労省から来ているキャリアの処遇に気を遣いすぎだ。常に自分たちのディフェンスが先に立つというか、自分の立場や厚労省との関係ばかり考えているのでないか」
野村
「今の理事長にも、今の常務理事の問題をいろいろ訴えても、聴く耳持たずで常に擁護に回るそうだ」
若林
「財団は、(天下りを押し込むために無理やりつくったものではなく)ボランティアから出来上がってきたものなのだから、天下りは要らないけど補助金はもらうよ、という交渉を理事長はすべきだし、皆さんもそう要求したらどうか」
野村
「全国協議会の運動方針に1項目入れるか」
東井
「私はそれが基本線だと思う。沈黙していても救われない。それにどうせ人生そんなに長くないんだから。やるんだったら気持ちよくスッキリ応援できるようにしないと。ちょこちょこやっても仕方ない。同じように、各省の所管法人へ天下りが大勢行って、このご時世にどんなに少なくても年収1000万円ぐらいもらって当たり前で通っている。そういう人は要らないと言えばいい。必要な人間なら押しつけなくても声がかかる。公務員制度改革なんてやっているけれど、むしろそういう声を上げることが改革の一歩なんでないか。やったら面白いと思う」
野村
「私は天下りそのものを悪いとは言わない。優秀な人だったら」
若林
「ゴチャゴチャ言わず、0か1かでないと世の中動かない」
野村
「たしかに20年間、期待通りに働いてくれた天下りは1人もいなかった」
若林
「国との連絡に必要だと言うなら、その日だけお願いして、日当3万円も払えば十分」