医療に２兆円 民主党マニフェスト
民主党は27日、来月投開票の総選挙に向けてのマニフェストを公表した。医療分野では、後期高齢者医療制度の廃止、社会保障費2200億円抑制の撤回、国立大学病院へ運営費交付金の水準回帰、医師養成数５割増しなどが盛り込まれた。それに要するのは、総額で年に約２兆円だ。（川口恭）
このほか介護労働者の賃金を月額４万円増しという項目に関連して、療養病床削減の凍結も盛り込まれている。
公表後の記者会見では医療に関する質疑は行われなかったものの、鳩山由紀夫代表は「挙げた一つ一つの政策が実現しなければ政治家として責任を取る」と述べた。
＊各党のマニフェストが出揃った段階で改めて特集を予定している。
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