「しがらみない新政権に、医療現場からの声を上げて」-鈴木寛・文科副大臣
文部科学省の鈴木寛副大臣は28日、来年度予算の概算要求に絡み、「結局財務省が認めるかどうかだが、ぜひお願いしたいのは、新政権は誰ともしがらみがない。したがって現場の声、世論が本当に重要。有権者の皆さんが真に何を望んでいるかという事のご意向に、ものすごく左右されると思う」と述べ、医療現場から新政権に対して声を上げてほしいと求めた。(熊田梨恵)
同省の来年度予算の概算要求で、医学部教官の増員など教育体制整備に重点を置いたと説明した上で、「医療現場の皆さんも、自ら優先順位を整理し、精査して、発信をしていただくということが大事なんじゃないかと思う」と述べた。