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ニュース〜医療の今がわかる

東日本大震災と東北大学医学部定員増計画

山本雅之先生資料1-01.jpg 「東北地方には以前から医師不足・医療過疎地域が多く存在していた。東日本大震災によってそれが加速している」との声がある。(新井裕充)

 6月13日に開催された文部科学省の「今後の医学部入学定員の在り方等に関する検討会」で、東北大学大学院医学系研究科長・医学部長の山本雅之氏が震災後の状況や今後の対応策などを述べた(出典:同検討会の資料、および議事録)。
 
【安西祐一郎座長(慶應義塾学事顧問)】
 それでは、時間でございますので、検討会の第6回を開催させていただきます。ご多忙のところお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。(中略)

 今日は前回に引き続きまして、有識者の方からヒアリングを行わせていただきます。今日は、医療法人社団KNI理事長の北原茂実先生、東北大学総長補佐・大学院医学系研究科長・医学部長の山本雅之先生のお二人の方に、お忙しい中、お越しいただいております。ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。(中略)

 それでは、東北大学総長補佐で、大学院医学系研究科長・医学部長の山本雅之先生から、やはり20分程度でご意見を伺えればと思います。よろしくお願いいたします。

【山本雅之氏(東北大学大学院医学系研究科長・医学部長)】
 このような機会をいただいて、どうもありがとうございます。私は、今日は震災からの復興と医学部定員の話、さらに、我が国の医学部の国際競争力という話をさせていただきます。

 お手元のパワーポイントの資料及びパワーポイントが画面に出ております。どうぞご覧になってください。
 

【目次】
 P2 → 東日本大震災の直後
 P3 → 東北大学医学系研究科の復興計画案
 P4 → 地域医療の復旧から復興へ
 P5 → 東北大学医学系研究科の取組
 P6 → 震災復興と入学定員増
 P7 → 医師・医療系職業人の育成
 P8 → 東北大学医学部卒業生数
 P9 → 東北大学医学系研究科における教育
 P10 → 東北大学医学部医学科の定員増計画
 P11 → 定員増計画の背景
 P12 → 研修医マッチング
 P13 → 医学部の認証問題
 P14 → 災害に関する教育
 P15 → まとめ

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