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ニュース〜医療の今がわかる

診療報酬の議論、平常時に戻る ─ 約50日ぶりの中医協

■ 「4月は1回、5月の連休明けから2回ぐらいで」 ─ 邉見委員
 

[邉見公雄委員(全国自治体病院協議会会長)]
 4月は1回でいいと思うんです。5月の連休明けぐらいから、この(新薬の収載など)定例ものと、もう1回ぐらいの......、(開催は)2回ぐらいでどうかなーと思っています。

 例えばですね、(同一の日に複数の診療科を受診した場合に2つ目の診療科でも再診料が算定できる)「複数科受診」などは、データとかいろんな設計をしていかないと......。データすらないのではないか、今のままでは出てこないのではないだろうかと思っておりますので......。ほかにも、地域......(格差是正など)。

 ▼ 前回は2008年4月23日に総会を、5月21日に総会と基本問題小委員会を開催。6、7月は基本問題小委員会を1回ずつ、総会を2回ずつ開催している。総会と基本問題小委員会は同一日に同一会場で開催されるので、改定後の6、7月は月2回ペース。

[遠藤久夫会長(学習院大経済学部教授)]
 分かりました。「4月は1回」という事務局(保険局医療課)案がありますけれども......。(同日の配布資料にはないが)「4月についてはそれぐらい(1回)でよいか」ということですけれども、いかがですか?

 まあ、遠隔地からいらっしゃる方もいらっしゃいますからね、そう......、あれですけれども......。そうすると、ただ一つだけ申し上げますと、(次期改定に向けて議論すべきとされた答申の)附帯意見は一杯ありますので、「なかなか処理をするのは大変ですよ」ということだけ申し上げておきたいと思います。安達委員、どうぞ。


【目次】
 P2 → 総会と基本問題小委員会の委員構成について
 P3 → 「議論は最終的に告示や通知をもって完了する」 ─ 遠藤会長
 P4 → 「4月は1回で済むんじゃないか」 ─ 厚労省・佐藤課長
 P5 → 「4月は1回、5月の連休明けから2回ぐらいで」 ─ 邉見委員
 P6 → 「優先順位に合わせた開催日程を」 ─ 安達委員

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