これまでの医学部入学定員増等の取組について
■ これまでの医学部定員に関する経緯
【文科省の説明】
恐縮ですが、もう1枚お開きいただければと思います。1点目のポイント、これまでの経緯がこちらに記載してございます。
3ページの上の方でございますが、「これまでの経緯」。文言がございますが、昭和57年そして平成9年の閣議決定によりまして、医学部の入学定員につきましては抑制が図られてきたところでございます。
ただ、昨今の医師不足の社会的ニーズを踏まえまして、平成18年そして平成19年に、特例的に入学定員の増員を図ったところでございます。それに続きまして、平成21年度そして平成22年度そして来年についても、医学部入学定員について増員を図っていこうという取り組みになってございます。
具体的には、平成22年度につきましては、その括弧書きがございますように、地域枠、研究医枠、振替枠という3つのスキームを設けまして、現在8,846人まで増員を図ってきたところでございます。来年度につきましても今年度と同様の枠組みで、前年度比77人増の8,923人まで増を図ることを予定してございます。
【目次】
P2 → これまでの医学部定員に関する経緯
P3 → 医学部入学定員の推移
P4 → 地域枠の導入状況
P5 → 地域枠で入学した者の定着率
P6 → 研究医枠
P7 → 地域医療等に関する教育の実態
P8 → 医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂
P9 → 臨床研修制度等
- 前の記事医師を取り巻く現状等について
- 次の記事厚生労働省のデータは実態を反映しているか