これまでの医学部入学定員増等の取組について
■ 地域枠で入学した者の定着率
【文科省の説明】
もう1ページ、10ページをお開きいただければと思います。その地域枠の有効性ということを示したデータを記載させていただいております。
平成20年度からの定員増でございますので、卒業生はまだ出ていないという状況ですが、先ほど申し上げましたように、それ以前に独自に取り組んでこられた大学からデータをいただいて整理したのが、この表でございます。
これを見ますと、地域枠による入学者の方が一般枠の入学者よりも定着する確率が高い。具体的には、県内定着の平均といたしまして、地域枠入学者が89%に対しまして、一般枠入学者は54%となってございます。
【目次】
P2 → これまでの医学部定員に関する経緯
P3 → 医学部入学定員の推移
P4 → 地域枠の導入状況
P5 → 地域枠で入学した者の定着率
P6 → 研究医枠
P7 → 地域医療等に関する教育の実態
P8 → 医学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂
P9 → 臨床研修制度等
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