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病院の上手な使い方

たかが点滴、されど点滴。

 点滴は、血液と同じイオンバランスの液体(輸液といいます)に、抗生物質や鎮痛剤、ビタミン剤などを溶かし込んで、静脈にゆっくりポタポタ入れるものです。
 目的は、①内服できない(飲めない)薬をゆっくり入れる、②脱水症状の水分補給、③栄養補給、の三つ。
 最初の"チクッ"はありますが、始まってしまえば痛くもかゆくもないのが普通です。痛みや違和感があったら、液が漏れて炎症を起こしている可能性もありますので、看護師を呼びましょう。
 誤解しがちなのが、「点滴が終わったら血管に空気が入るのではないか」ということ。大丈夫、通常は起こりません。そもそも点滴を受けるのは、安静にしていた方がよい人です。ビクビクしていたら安静にできません。他人の薬と間違えられていないことだけ確認したら、あとは心安らかに寝ていましょう。


安心して受けるための3カ条

1、「効能」と「種類」をチェック。

 点滴といえども、注意する事柄は普通の薬と同じ。どういう目的で、どんな種類を使い、副作用は何が起きうるのか、納得のいくまで尋ねましょう。医師に聞きそびれてしまったら、看護師・薬剤師に聞いても構いません。

2、その点滴、本当にあなたのものですか?

 これは非常に大事です。点滴バッグに名前が書かれていたら、自分の名前かどうか必ずチェック。違っていたら、すぐ知らせましょう。名前がない場合は、「私は○○××ですが、私のものに間違いありませんね」と確認をとりましょう。

3、点滴が終わる。で、どうすれば?

 看護師も忙しいので、点滴中は放っておかれるのが普通です。最初に「液がなくなったらどうすればいいのか。止まったまま放置しておいても問題ないのか」を確認しておきましょう。パニックになって看護師を呼ばずに済みます。

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