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かかりつけ医探しに失敗~記者が当事者になって気づいたこと②

 医療機関には広告規制があり、患者が自分に合った医療機関を選ぶために欲しい肝心な情報は流れていないことを痛感しました。

 残るは、口コミしかありません。保健師から教えてもらった、歩いて10分弱の子育てサロンへ出かけて行って、来ているお母さんたちに訊いてみました。

 最初に尋ねたお母さんは、「近いので駅ビルの中にある小児科に行っている」とのことでした。相性が合わない感じはしているけれど、予防接種だけなのでそれでいいと思っている、と話していたのが印象的でした。

 別のお母さんは、少し遠くの小児科に行っているとのことでした。後で調べたら車で20分ぐらいの距離でした。最初に行った小児科でトラブルのようなことがあって、納得のいく医師をとことん探したそうです。私にも、そのクリニックを勧めてくれました。

 また別のお母さんは、近くの小児科が評判も良く、そこに行っているとのことでした。

 聴いているうち、自宅からの通いやすさは当たり前だけれど大きなポイントだなと思うようになりました。私は、自分の育児がこれで良いのか不安でたまらず、異変を見逃してしまっていたらどうしよう、としょっちゅう考えていました。なので、「何かあった時すぐに駆け込めるし」という言葉が、とても印象に残りました。

 こうして私は、自宅から歩いて数分の所にある、内科と小児科を標榜しているクリニックを選ぶことにしました。

 ホームページに「お子さんのことで何かおかしいと感じたらすぐに来てください」「地域に根差した医療」と書かれていたこと、予防接種だけでなく乳児検診もやっていること、院長が女性だったことなども心強く感じました。また、口コミサイトに、院長の良い評判が数件書き込まれていました。

 この選択の過程で記者としての経験が影響したのは、ホームページに書かれた「地域に根差した医療」の言葉だけでした。記者をやっていると馴染みの言葉なので、何となく良心的なように感じたのです。それ以外は結局、同じ立場である母親たちの意見に強く影響されました。

看護師の言葉に衝撃
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