新型インフル あす参院予算委で集中審議 コメント覧

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年05月27日 15:16

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 参議院予算委員会は28日午前、新型インフルエンザの対応について集中審議を行う。... 続きを読む

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全国医学部長病院長会議が、上田博三・厚生労働省健康局長を名指しのうえ、今回の政府の対応には①情報提供②スクリーニング③医療機関への対応④行動計画⑤物的・人的投資の5点について不備があったとの提言を発表している。

これもちょっとおかしな表現ですね。
全国医学部長病院長会議の提言において、上田氏の名前は、前半部に書かれている「国家の人的・物的・資金サポート」「法整備・行動計画の見直し」という要求事項を実施する場合の担当(全てが健康局の所管かは不明)局長として出ているのであって、後半のレトロスペクティブな指摘と上田氏を結びつける表現はありません。当然ながら、新型インフルエンザ対策は、法律等に基づく正当な意思決定プロセスの元に、政府として行われたもので、ここにいち局長の名を特出しするのはおかしいし、そのような表現にはなっていません。

大して担当者を指定する必要のないところで、また書くとしても単に担当局長と書けばいいところで、わざわざ上田氏の名前を出したところをみると、全国医学部長病院長会議が上田氏個人に特別な感情を抱いていた可能性は否定できませんが、だとしてもせっかく大人げない表現にならないよう気をつけたのでしょうから、それを川口さんが台無しにしてしまったのはややもったいない。

全国医学部長病院長会議が、感染症学会の提言を無視していた辺りに、個人的には関心を持っています。

あと、検疫法を見直せと書いておいて、どのような方向に見直すか、具体的な提案を全く書いていない事に驚きました。

検疫をのぞいても、全体的に具体性が欠けているような提言だと思うのですが、大学ではこのような提言が普通に行われているものなのでしょうか。

「全国医学部長病院長会議」が、組織として提言を出したということは、全国の医学部の教授会で同趣旨の決議がされたということなんでしょうか?
教授会でそのような決定がされたというニュースは聞きませんので、教授会の了承なしに学部長が物事を進めていいものなんでしょうか?

>わざわざ上田氏の名前を出したところをみると、全国医学部長病院長会議が上田氏個人に特別な感情を抱いていた可能性は否定できませんが

このおっさん、よほど嫌われているってことか

今、参議院.tvを見終わりました。参考人(特に木村氏)の部分を起こしてみたのですが、ただでさえコメントが長いとお叱りを受けるのに、さらに長くなるので、引用はとりあえずやめます。

・木村氏は感染症や公衆衛生の専門家として呼ばれたのではなく、若手職員等の疑問を無視して検疫「偏重」が強行されたという鈴木議員の印象について、それを裏付ける背景があったと話すために、政府内部の人間、かつ不満分子として呼ばれたようでした。

・鈴木議員は、さきの予算委員会では「ダブルメッセージになっているから整理したらどうかと申し上げている」と述べていたそうで、であれば、厚労省の見解と、それとは別に独自に「現役検疫官」を名乗って情報発信している木村氏の専門的見解(例えば検疫ナンセンス説)を比較して質すのかと思っていましたが、むしろどちらが正しいかと言うより、ちゃんと議論が尽くされたのかを気にしていたようです。

木村氏の発言をまとめると、検疫に注力するという意思決定において、厚労省で議論が尽くされず、対策が一部の人の思いこみや思惑やメンツで強行された、という鈴木議員の印象の裏付けとして、「パフォーマンス指向」「自治体への責任押しつけ」というようなものが働いていたと思う、と述べている、といったところなのですが、語尾が「ではないかと疑っております」「ではないかと、断定はできませんが、思っております。」と尻すぼみ。根拠も結局のところ「なかのひとだからわかるんです」というようなもの以外にはなく、客観的なものは何も示されずに終わってしまいました。

医系技官への辛口も影を潜めていました。もし、以前のインタビューのように、技官に知識がないから総入れ替えしろとか、自分は正しいことをいったので左遷され続けたとか、頭に新種のウイルスが・・・とか言えば、なぜ木村氏がまともに取り扱われなかったかは伝わったかもしれません。

それにしても、ずいぶん大人しくなっちゃったなぁ、という印象を受けました。検疫ナンセンス説は相当ソフトな表現になり、空き地にJICA計画は出ずじまい。木村氏もやはり役人だったのか、それともどこからか指導が入っていたのか・・・。何だか淡々と終わってしまいました。

あまりにブログや川口さんの記事と印象が違うので、色々通り越して心配になってしまいましたが、ブログでは、市長からメールをもらったとかで、元気を取り戻しているようでした。

私も参議院TVを拝見しました。

冒頭鈴木寛議員は

「改めまして、本当に日夜ですね、懸命な努力を続けておられます厚生労働大臣、そして官邸、厚生労働省の職員の皆さん、現場の検疫官の皆さん、国立感染症研究所の皆さん、現場の医療関係者、保健所、衛生研究所、県庁、市役所、本当に大勢の皆様方のご尽力にですね、この場を借りまして心から敬意と感謝を申し上げたいという風に思っております。」

と述べて、まず、この間の関係者の努力に対し言葉を選んで敬意を払っています。この初動期の関係者に対する敬意は与野党を問わず、変わらないということなのでしょう。

それにしても中野稀哲さんの言うように、木村先生、あまりにブログや川口さんの記事と印象が違うので、最初に川口さんの記事で紹介された「頭に新種のウイルスかなにかが...」をはじめとする現場の人間の努力や関係者の苦労を踏みにじるような数々の暴言・罵詈雑言、あれは一体どなたが言ったのだろうという疑問をますます強めて下さいました。

昔、確か朝日新聞の記者だったと思いますが、落書きされた珊瑚を写真で紹介して心無いことをするダイバーの行動を報じた記事がありましたが、その後、その落書きは実は記者自身が記事を書くために自分で描いたということがバレたという事件を思い出してしまいました。

確か川口さんも朝日の出身とお伺いしましたが、木村先生の仰った数々の暴言はもしかして川口さんの「筆力」により生まれたものなのですか?

>KHPN様
http://lohasmedical.jp/blog/2009/05/post_1799.php#comment-26105
に書いた通りです。

KHPN様

まあまあ。
川口様は木村氏の罵詈雑言をご自身の筆力の問題であるとかばってらっしゃいますが、それはそれで理解できます。(川口様の人間性であると感じますので)
木村氏が予算委員会の席で借りてきた猫の様だったですが、雰囲気に飲まれちゃったとおもいますよ。こっちとしてはインタビューどおりのヒールぶりを発揮してもらいたいとワクワクしていましたが、肩透かしでした。

木村氏のご発言をそのあとで発言された尾身茂参考人、岡部治彦参考人が適切に(医学的にも適切に)訂正されておられたので、よかったと思います。

ロハス誌におかれましても今後木村氏をどのように扱ったらよいかが分かったのではないかと思います。

ろぼう様

ろぼう様がお出ましになった以上、私もあまり大人気ないことはよしましょう。でも何か腑に落ちないですね。

「記事として書いている時点で、自分として判断を示しているつもりです。」
とか
「木村盛世先生のブログを見れば一目瞭然のはずですが。」
とか
ストレートにイエスかノーかだけ仰れば済むのに、今までさんざん回答を引き延ばしておきながら、この木で鼻をくくったような、或いは人を馬鹿にしたような回答ってちょっとないんじゃないでしょうかね。

まあ、こんな不誠実な対応に一々腹を立てても仕方がないのでやめますが、川口さんには、もうちょっと、真面目に対応していただきたいものですね。

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