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新型インフル あす参院予算委で集中審議

 参議院予算委員会は28日午前、新型インフルエンザの対応について集中審議を行う。25日に民主党委員の要求した参考人の招致が認められずに理事会が紛糾した際、「別途機会を設ける」となっていたもの。与党側も別の政府参考人を推薦した。この問題を巡っては、政府の対応が功を奏して終息に向かっているとの見方と、あえて見つけないようにしているだけで既に国内に多数の患者がいるとの見方とが真っ向から対立している。論戦の模様か注目される。(川口恭)

 新型インフルエンザに関して政府与党には、河村建夫官房長官が25日の会見で「推移を十分注意するが、一つの終息の方向に向かっている感じを持っている」と述べたように、この間の政府の封じ込め策で抑えこんだとの見方が一般的だ。一方で、日本感染症学会が21日に発表した緊急提言では「今回のインフルエンザの罹患を避けることは難しい」と、封じ込め策は現実的でないとの指摘がされている。また25日には全国医学部長病院長会議が、上田博三・厚生労働省健康局長を名指しのうえ、今回の政府の対応には①情報提供②スクリーニング③医療機関への対応④行動計画⑤物的・人的投資の5点について不備があったとの提言を発表している。

 明日の審議では、この見方のどちらが実態に近いのか、専門家も交えて論戦が繰り広げられる予定だ。

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