巷ではインフルが流行るなかで・・・。

投稿者: | 投稿日時: 2009年10月28日 01:20

先日から風邪気味、と書いていましたが、ここへきてまた突然、子供が本格的にダウン。鼻水と咳がさらに激しくなり、40度近い熱が出て、さらに胃腸がひどくやられてつらそうです(胃腸をやられると処理に追われて親も大変なんですよね)。

昨日の発熱から1日経過した本日、おなじみのかかりつけ医のもとへ。インフルの簡易検査は、今回も結局シロでした。その時点では「風邪」、とのことでしたが現在の様子は胃腸炎のよう・・・。息子は先月にもインフルが疑われる発熱が2回、プラス感染性の胃腸炎にかかったりと、わが家ではインフルを恐れつつも、結局のところそれ以外の病気をもらってきてはてんてこまい、という状態が続いています。


それでもやっぱりインフル情報は気になってしまうものです・・・。

●新型インフル「大人は基礎免疫」=多くは軽症の可能性-ウイルス学会
(時事通信 2009年10月26日)

●新型インフル:「元気な幼児」急変 感染死増加
(毎日新聞 2009年10月27日)

直近で目を引いた報道はこの2つです。


前者の記事を読んでいてふと思ったのは、成人の中でも年代による違いはないのかしら?ということ。基礎免疫がある、というのは、新型インフルエンザのウイルスの性質が過去に流行したインフルエンザと近かった、ということでしょうか。「成人」と広い表現をとっている以上、頻繁に流行している型のインフルエンザと共通している部分がある、ということ?いずれにしても、新型のワクチン接種が1回ですむということ以上に、接種が来年以降になってしまう人も多いなか、,もしかかっても軽症ですむだろうというのは、ちょっとほっとさせられる話です。


一方、後者の記事はこれまでにも懸念してきたこと、そのものズバリ。とにかく子供の急変が怖いのです。「小児科医の間には、新型インフルエンザが疑われたら、感染判明を待たずにタミフルを投与するという方針が広まりつつある」というコメントもありますが、正直な話、見極めは本当に難しいですよね。今回は様子を見ていて大丈夫だったからよかったものの、運が悪ければ様子を見るなどと悠長なことを言っている間に、急に意識混濁に陥ったりしてしまうのです。念のために、と受診する「心配受診」「心配患者」のためにインフルエンザの検査キット不足の状況が続いているともいわれますが、10歳以下の子供については大目にに見ていただきたいな、と思ってしまうのが本音です。もちろん、以下の記事のように、会社に出社するのに「陰性」の証明が必要だから・・・なんていう理由は倫理的にどうかと思いますが・・・。

●新型インフル、検査キット足りない 「心配受診」増加で(朝日新聞 2009年9月13日)


さて、今回も小児科でいろいろ話を聞いてきました。厚労省の予想通り、ここへきて患者数は増加。その小児科でもこのところ陽性患者が続出し、1つのピークを迎えているようです。50人は診ているとのこと。また、季節性のインフルエンザのワクチンは早くも底をつきそうだということで、接種できる日が制限され、妊婦以外の成人はお断り、という策を打ち出しています。子供は2回接種が原則。間は4週間空けるのが効果的といわれます。息子は1回目を10月前半に打っているので、11月初旬に入ったらもう一度、なんて考えていましたが、それまでかかりつけ医のところのワクチンがもつかどうか・・・かなり怪しそうです。近所のもう一箇所の小児科ももう終了間際、一駅となりの病院ではとっくになくなったと聞いています。どうしたものでしょうか・・・。


そういえば、新型インフルのほうも、子供や妊婦は原則2回接種になるようですが、こちらのほうもワクチンがきちんと2回分確保できるのでしょうか?

●【新型インフル】ワクチン接種、医療従事者は1回 妊婦らは原則2回に(産経新聞 2009年10月20日)


厚労省の計算ではなんとか賄えるのかもしれませんが、バイアルの“数字トリック”が、実際うまく機能していくのか・・・。実質的なロスの分や、汚染を考えると、こちらもかなり怪しいものです。


ま、そうはいっても、何でも病気をもらってくる息子のことを考えれば、これからもノロウイルスやらなんやら、敵は新型インフルだけじゃないんですよね。親のほうも家の中でも一日中マスクをして、手洗いばかりして手が荒れて、という生活が、長い冬の間まだまだ繰り返されそうです。とりあえず今たたかっている風邪に打ち克って、元気よく保育園に行ってほしいです。とにかく心身ともに健康が一番。健康に育ってくれればそれでいいと、こういうときに改めて思うのです。だって親にとってもそれが何より楽ですし・・・ね。

<<前の記事:中医協人事、「厚生労働省の大臣が決定した」 ─ 厚労省課長 コメント欄    「独法医療機関の経営、いったん白紙に」 仙谷行政刷新相 コメント欄:次の記事>>

コメント

>とにかく心身ともに健康が一番。健康に育ってくれればそれでいい

まさに「おやごころ」ですね。
国の医療も国民をわが子としておやごころをもって施行されるべきものでありましょう。
ことに感染症という生物の宿命的病気に対しては、おやごころから医学が現在できることのうち最上のものはジェンナー氏創案のvaccination予防接種なのではないでしょうか。
国が可及的速やかにワクチン政策を国の健康インフラそのものとして土台から見直してくれると有難いのになと思います。現金を配る子供手当てなど「おやごころ」からみれば有害無益としか思えません。

山上憶良「銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも」

前々期高齢者様

子供手当てより予防接種を、という話、本当にそのとおりだと思います。先日の医療構想・千葉のシンポジウムでもその話題が出ていたようですね。
http://lohasmedical.jp/news/2009/10/27124511.php

もちろん健康でないと何もできないのは大人にも言えることで、健康が本当に一番だといつも思っていますが、とくに子供の病気は日常生活のうえでもっとも避けたいことのひとつです。親にとって、子供が苦しんでいるのを見るのは精神的につらいことに加え、実質的にもとても困るのです。本当のところ、看病等は個人にとっても社会にとっても、大きなコスト・損失であるはずで、それを予防接種で回避できるというなら、精神的な負担や、病気によっては親がうつされるリスクの軽減もあわせ、子供手当てよりずっと助かります。

予防接種、本当に国がもっと力を入れてくれればな、と思わずにいられません。

なお、再々ご要望いただいているワンクリック募金ですが、やはり復活はなかなか難しそうです。私としても運動自体がもっと盛り上がることを期待していたのですが、力不足ですみません。ご協力いただいた皆様に改めて御礼を申し上げます。

コメントを投稿


上の画像に表示されているセキュリティコード(6桁の半角数字)を入力してください。