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三郷市立瑞穂中学校授業報告

皆様 こんばんは。

今日の東京地方は、朝から冷たい雨が降り続いています。

気温の変動が激しい時期ですので、どうか体調管理にはくれぐれも気を配られますよう!

他業務との兼ね合いから1日遅れてのブログ更新となってしまい、申し訳ありませんでした。

先週の土曜日、9月15日に三郷市立瑞穂中学校で2学期最初の授業を実施しました。

前回も記載させていただいた通り、三郷市では中学校の学校選択制を採用しており、前日の14日(金)と合わせた2日間が、市内中学校での一斉学校公開日に設定されていたようです。

瑞穂中学校では、土曜日の3~4時間目を「総合学習」の時間に充て、我々の「いのちの授業~がんを通して」を「がん教育」と位置づけました。

都内の学校でも、「がん教育」として我々の授業を実施する学校がありますが、私が事前訪問時から校長先生方に説明しているのは、『我々は、あくまでも「いのちの授業」として取り組んでいるのであって、直接的に「がん教育」を提供しようという趣旨ではない。ただ、実際にこれまでの7年間で組み立ててきた内容を見ると、文科省が出している「学校教育におけるがん教育の在り方について(通知)」に記載されている内容に合致する部分が多くなっているのは事実である。しかしながら、同通知を念頭に授業展開をしているわけではなく、「生命の尊重」と「生き方を考える」というポイントから授業させていただいている』ということです。

今回の瑞穂中学校は、全体で10クラス、生徒総数381名の中規模校でした。

事前訪問で授業を見学させていただいた際にも、極めて真剣に取り組んでいる生徒さんの姿や廊下ですれ違うと大きな声で「こんにちは」と挨拶してくれる礼儀正しさに好感を覚え、当日もしっかり取り組んでくれるに違いないという確信を得ました。

予想通り、全員がしっかりと話を聴いてくれていましたし(他校では、必ず数人は途中で居眠りをしてしまう子が出ていました)、「質問タイム」でも各学年男女同数程度の割合で質問が出されました。

残念ながら、学校公開日にであるにもかかわらず、悪天候が影響したのか、授業を見に来た保護者や入学希望関係者は多くはありませんでしが、終了後校長先生から「いやー、凄い企画です!」という感嘆とお褒めのお言葉をいただきました。

ちなみに、新聞社1社が取材に訪れ、別の新聞社にはPTA関係者から記事投稿がされる予定です。記事が掲載されるようであれば、ぜひ皆様にもご紹介したいと思っております。

10月には2週続きでの授業が控えていますし、患者側講師をお務めの阿南さんからは1カ所修正を加えたいとのお申し出がありますので、引き続き準備を進めていきたいと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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