術後1年無再発生存 |
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投稿者: 加藤大基 | 投稿日時: 2007年05月24日 21:38 |
今日、術後1年目の診察を受けに、東大病院呼吸器外科に行ってまいりました。
1週間前に胸部・腹部CTを撮った際、その場でモニター上で見せてもらって、自分が見た範囲では多分大丈夫そうだとはわかっていました。
しかし、放射線診断の専門医の正式なレポートが出るまでは安心できません。
それが本日出ており、とりあえずは問題ないことが分かりました。
本の発売が5月25日(明日)ということで、その前日の今日、再発が分かったりしたら、むちゃくちゃヘコむだろうなぁと危惧していましたが、とりあえずひと安心といったところです。
しかし完治したといえるまでは、あと4年間無再発をキープしなければいけません。
4年後の無罪放免を願うばかりです。
因みに、今日の診察代は210円。
呼吸器外科の准教授と15分程弱、一緒にCT画像をチェックして、お話をした対価がたったの700円。医者の診察代が安すぎではないかと改めて感じました。
昨日の真木様の、「毎度の自己負担分2万~3万円」を考えると、医療費の分配のアンバランス(診察代 vs 薬価・検査代など)を感じずにはいられません。
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コメント
>加藤先生、
問題なくて何よりでした。
よかったです!!
70点は再診料ですよね?
現在の生物学的製剤導入以前、FK506(プログラフ)の治験をやってました。
この期間いつも(どんな検査も治療も治験会社持ちなので)210円だったのを思い出しました。
ところで、
ロハス・メディカル6月号でお写真を拝見しました!
加藤先生ご本人もスーツも素敵でした!!
今日は医師として病院にお越しだったのではなく
患者としてお越しだったのですね。
何はともあれ
無再発おめでとうございます。
そして出版おめでとうございます。
>真木様
お気遣いいただき、ありがとうございます。
確かに治験の期間中は、検査代も含めて全てが治験会社負担になるんですよね。
私も以前、オピオイド(痛み止め)の治験に関わったことがあり、その時は、痛みがとれた上に、諸費用も無料になって、患者さんもご家族も喜んでおられたことを思い出しました。
写真もお褒めいただき、ありがとうございます。
かなり無理に笑顔を作ったのですが、カメラマンさんがうまく撮ってくださいました。
>川口様
この度は、色々とお世話になり、本当にありがとうございました。
今日は、午前中は診察(受ける側)で、午後は新しく導入された放射線治療の機器の使い方を、試行錯誤で勉強していました。
25日は(も?)、強行スケジュールのようですので、お体にお気をつけください。
術後1年の検査が問題なかったとのこと、本当によかったですね。
東大の加藤先生も、あの自動再来機で手続きをして、あの呼び出しメロディが流れてから中待合に入る・・・というような手続きを踏むのですか?ドクターが私たちと同じようにそれをしているところを想像するとなんだか不思議です。あ、でも患者の立場でかかるときはさすがに白衣ではないのですか?
病気がわかってからの1年間、心も体も大変だったと思います。
まずはお疲れさまでした。
それから再発がなく1年過ごせたこと、本当におめでとうございます。
この先ずっと、先生が健康で心穏やかに過ごせるように祈っています。
>森様
お気遣いいただき、ありがとうございます。
私も、他の患者さんと同様の手続きで、受診しています。
私は放射線科医なので、CTやMRIを撮ってもらうときは、検査をする側からされる側になるわけで、ちょっと不思議な感覚です。
さすがに受診時に白衣は着ていません(笑)。
呼吸器外科はともかく、CT室に白衣を着て入っていったら、注射当番の新米研修医は、結構ビビるのではないかと想像すると、ちょっと可笑しいですね。
>仁山様
お気遣いいただき、ありがとうございます。
ご指摘の通り、術後半年程度は、頻脈や息切れなどで結構辛かったです。
精神的な部分では、どこかで吹っ切れたというか、自分の努力ではどうにもならないことなので、後悔しないように一所懸命、なるべく楽しんで生きようと、単純に考えています。
術後1年無再発に対して、皆様から祝福のお言葉をいただいて、大変嬉しく感じています。
今後も、無再発のご報告を続けられることを目標に、このブログを続けていきたいと思います。