中医協・DPC評価分科会―09年度第3回
2.平成20年度・再入院(再転棟)にかかる調査
同調査の目的は、再入院(再転棟)の頻度や理由を指標として医療サービスの低下を調べること。08年7月から10月までの退院患者に関するデータを分析した。
調査によると、再入院率が増加する傾向は続いており、その原因は「計画的再入院」の増加で、特に化学療法や放射線療法の理由による「繰り返し再入院」の増加が大半を占めていた。
また、08年度改定で運用が変わった「3日以内の再入院」の比率は減少したが、「4日から7日以内の再入院」の比率はやや増加した。このため、「4日~7日以内の再入院については、今後も注視していくことが必要である」とまとめている。
同分科会は調査結果を大筋で了承、5月20日に開かれる中医協・診療報酬基本問題小委員会で報告する予定。
※ 委員の発言要旨は、こちらをご覧ください。
※ 5月20日の中医協・基本問題小委員会は、こちらをご覧ください。