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救急受け入れ、小規模病院で好成績―中医協・DPC評価分科会

■ 「大病院ばかり係数が付くと、救急体制が破綻」―邉見氏
 

[西岡分科会長]
 松田委員から報告があったテーマについて、ご意見を。

[邉見公雄氏(オブザーバー出席、赤穂市民病院長]
邉見公雄氏0608.jpg ちょっと松田先生にお聞きしたい。土日の入院が小さい病院で多いという説明があったが......。

[松田委員]
 ......差がない。

[邉見氏]
 差がない? 48時間以内に手術をしたのは、特定機能病院が多い?

[松田委員]
 病床規模が大きい病院。

[邉見氏]
 病床規模が大きい病院?

[松田委員]
 はい。

[邉見氏]
 そうすると、土日に(入院患者を)入れて手術処置等が多いのも、やはり特定機能病院? 土日の数......。

[松田委員]
 数で言うと......。

[邉見氏]
 あまり変わらない? (病床規模が)小さい方が多かったような......。

[松田委員]
 (手術処置等をした)数で言うと、(病床規模が)大きい方が......、ただ、全体の割合で見ると、少ない......、入院患者さんで見ると、救急搬送の患者さんが少ないが、割合で見ると......、ただ、救急搬送された患者さんで手術処置等のない患者さんは大きい病院ほど......(小声のため、再現不能)

[邉見氏]
 なぜこんなことを聞くかというと、大きいところ(病院)ばかりに、(新たな機能評価)係数が付いてしまうと、やはり救急体制に破綻がくるんじゃないかなぁという感じがする。

 何か、うまく分けられるような、そういうもの(係数)で、(病床が)少ないところにも何かできないかなぁという気がした。(回答を)ありがとうございました。

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