文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

国民と共に検証したい-最先端研究プログラム発表に民主・鈴木寛参院議員

 今年度の補正予算で約2700億円を計上されている「最先端研究開発支援プログラム」の選定結果が4日に発表されたことを受け、民主党の鈴木寛政調副会長は「野田(聖子科学技術政策担当相)さんは附帯決議通りやると仰ってましたので、やられたかどうかを国民の皆さんと共に、またそこに携わられた皆さんと共に検証していきたい」と述べた。(熊田梨恵)

 ロハスメディアの取材に答えた。鈴木議員は2日に科学技術政策担当相に対し、選定の見直し行うよう求める申し入れを行っていた

 政府は同日開いた総合科学技術会議(議長・麻生太郎首相)で、配分先に京大の山中伸弥教授が進めている新型万能細胞(iPS細胞)の研究など30件を選定。このプログラムをめぐっては、経団連の提案を丸呑みしたものとの声があり、「政権交替前に無理に押し通すのは、国民の民意に反するものではないか」と、医療系研究者からの不満が聞かれている。

 時事通信の報道によると、民主党の岡田克也幹事長は同日の記者会見で選定結果について質問され、政権交代後の予算執行停止の可能性についても言及している。


(この記事へのコメントはこちら)

  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
loading ...
月別インデックス