「適応拡大36品目、23年度予算で」 長妻厚労相
舛添
「今、本予算でつけると明言された。すると本予算で明確につけるのか、あるいは診療報酬でという手もあるが、その辺り省内であるいは大臣で具体的に検討しているか」
長妻
「有識者会議で36品目セレクトしていく。企業が自社開発できる部分もある。既にある支援措置のスキームに入る部分もある。それに抜ける部分、36品目に限定して予算をつけるということで、平成23年度の予算できちっと差配する時間軸で検討し、それで十分に対応できると考えている」
舛添
「総理、基本的な方針として、先ほど私の言ったような視点を入れてほしい。診療報酬というのもぜひ検討してほしい。いずれにしても、弱い者のために政治があるなら、政治のリーダーシップで一日も早くこういう予算の方針は明言していただかないと、来年度予算を見ると0じゃないかと。今、厚労大臣はやれるということだが、しかし明日に命をつなぐ希望を持たせるためには、もう少し強力なメッセージが総理からいただきたい」
鳩山由紀夫首相
「私ども新しい政権は、まさに政治は弱者のためにある、弱い立場にある皆様の思いを大事にしながら政策遂行して参りたい。人の命をとことん大切にする政治をめざしていくために、今の舛添委員のご提起を尊重して参りたい」