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いのちの授業〜がんを通して:2017年5月の記事一覧

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

私の方、急に暑くなってきたせいか、週末に体調を崩してしまい、ブログの更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

今回は、5月13日(土)に小金井市立緑中学校で実施した、今年度第1回目の「いのちの授業~がんを通して」についての報告です。

当日は生憎の雨模様で、室内は何となくジメジメした感じのあまり好ましい環境とは言えませんでした。

授業は3~4校時(10:45~12:35)に予定されていましたので、9時半にJR中央線東小金井駅に集合し、タクシーで学校まで移動し、到着後、校長室でご挨拶をさせていただいた後、直ちに会場である体育館での設営準備に取りかかりました。

学校側でも、スライドの音声調節のために体育館放送室に張り付いていただく先生や、体育館の照明調整を担当していただく先生を決めていただいていましたので、通しで音声・照明等を含めた最終チェックを実施しました。

既に前回記事でもお伝えした通り、スライドをWiFi経由でインターネットから直接プレゼンテーションに使用することとしたため、音声が出るまでのタイムラグは解消されており、担当の先生にも感謝のお言葉をいただきました。

実は、PCへのダウンロード版では、画面の大きさが映像部分だけ他の部分より横長になってしまうため、スクリーンのサイズに合わせて画面調整をしていただく先生も決めていただいていたのですが、インターネットからのスライドでは画面の大きさが一定に保たれることが分かり、せっかくご用意していただいていたのに、当日はお仕事がなくなってしまいました。

生徒数が600名を超える大規模校ですので、2校時目が終了後トイレを済ませて体育館に移動して準備を整えるまでにはそれなりの時間がかかりますので、当初から開始時刻は11時に設定しており、ほぼ予定通りの時刻に校長先生の挨拶と講師紹介が始まりました。

2013年度に1度授業を実施している学校ですが、最前列の生徒さんが講師席のすぐ目の前に座っているのには少々驚きました。前回もそうだったのかもしれませんが、記憶には残っていませんでしたので。

私の方にマイクが渡され、いよいよ授業がスタートしました。

私たちの授業では、ステージは使わず(スライド用のスクリーンがあるのみ)、講師も平場で話をし、生徒さんたちにはステージに向かってコの字型に座ってもらっています。左右の生徒さんたちには45度程度内側に向いて座ってもらうのですが、最初の状態は正面に向かって真っすぐに座っている状態でしたので、まずは椅子の位置調整から。この学校では面白い工夫がされており、生徒用の椅子の脚には硬式テニスの壊れたボールが取り付けられており、引きずっても床に傷が付かないようになっているので、スムーズに椅子の位置調整が済み、いよいよイントロ部分へと入っていきました。

まず、2013年度に1度授業をしに来ているので、現在高校2年生から大学1年生(現役で大学進学したとしたら)までの年齢でこの学校出身の兄弟姉妹がいる人は家に帰ってから覚えているかどうか訊いてみて、といったことから話を始め、後はいつも通り淡々と久住氏へのバトンを繋ぐまで、出来る限り生徒さんたちの反応を引き出すことを狙いに話を進めました。

久住さんの担当パートもいつも通り淡々と進んでいきましたが、少し内容的に踏み込んだ話も盛り込まれていたように思われます。久住さんの話される声が後部座席では聴き取りにくかったようで、次回以降、その辺りも確認しながら進めていかないといけないと思っています。実は、久住さんの担当パート最後の部分でスライドの誤操作があり、スライドが止まってしまったため、元々1分休憩を取る場面ではあったのですが、奇しくも休憩を取る口実のようなものが付け加わった形となりました。

吉野さんの映像を使った場面では、最初に生徒さんたちが事前学習で予習してきている内容を復習しながら話を進め、私が前振りをしてから映像で直接吉野さんのお話を聴いてもらう形で進めましたので、生徒さんたちにもよく分かってもらえたのではないかと思っています。

質問コーナーでは、各学年から数名ずつ手が挙がり、久住さんが上手に回答してくださいました。

退場する時に分かったのですが、2学期に授業を実施する武蔵村山市立小中一貫校大南学園第四中学校の校長先生が授業見学にいらっしゃっており、大変感激いたしました。今まで、自校での授業以前に実際の授業を見学された校長先生はいらっしゃらなかったと記憶していますし、校長先生の研究熱心なお姿に感服した次第です。

まだ、生徒さんたちのアンケートが届いておりませんので、集計してみないとはっきりとしたことは言えませんが、我々の感触としては、成功裏に終えることができたと思っております。

当日は、久住氏と私の他に、大塚製薬関係者の方2名と2学期から講師を務める阿南氏もオブザーバーとして参加してくださいました。午後からは、学校近くのファミリーレストランで昼食を摂りながら、阿南氏が講師として加わる2学期以降の授業についての打ち合わせも実施しました。

現時点では具体的に何をどのようにするかというお話はできないのですが、現在阿南氏が話の内容として考えていらっしゃることをうかがい、今後の検討課題・スケジュールについて確認をしたところです。

明日、5月23日(火)は、新島村立新島中学校を授業見学等のために訪問いたします。

皆様こんにちは。

ブログの更新が1日遅れてしまい申し訳ありませんでした。

4月25日(火)に今年度第1回授業を実施する小金井市立緑中学校を訪問してきました。

当日のスケジュールに合わせ、2校時~4校時の間でお邪魔させていただき、まずは新しい校長先生とじっくりお話をさせていただきました。

昨年度まで校長をお務めだった神田先生が退職されたため、4月に日の出町の中学校から森川先生が赴任されました。神田先生から引き継ぎをされてはいますが、細かい部分の確認等はしっかりしておく必要がありますので、雑談も交えながら1校時分の時間を使わせていただき、森川先生からのご質問にお答えするなど、齟齬が生じないように努めました。

その後、3校時~4校時は各クラスの授業を見学させていただき、普段の生徒さんたちの様子を観察しました。時間割の関係もあって全クラスを回ることはできなかったのですが、真面目に授業に取り組む姿を見て、当日もしっかりと話を聴いてくれるだろうことが確認できました。

2013年に1度「いのちの授業~がんを通して」を実施している学校ですが、生徒さんはそっくり入れ替わっていますので、何か状況の変化があるかの確認もしましたが、以前と同様、しっかりと挨拶のできる礼儀正しい生徒さんたちでした。

3月に神田前校長先生や担当の先生方と打ち合わせをさせていただいた際に、体育館でのスライド音声等細部の確認もさせていただきましたが、1つ気にかかったのはスライドの音声が出てくるまでのタイムラグが判明したことでした。もちろん、昨年度2学期実施の3校においてもタイムラグは生じていたのですが、ほんの1~2秒だったため気にならない範囲でした。同じソフトを使用しているにもかかわらず、今回は音声付き映像画面に切り替わってから音が出るまでに10秒近いタイムラグが生じてしまうため、生徒さんたちの集中力が切れる原因にもなりかねません。通常は、インターネット上で制作したスライドをPC上にダウンロードし、そのファイルを再生する形式でスライドとして利用しているのですが、その方法ではタイムラグが生じてしまうため、解決策としては直接インターネット上のスライドを用いるしか方法はありません。

急遽WiFiモデムを準備して社内での実験は済ませてありましたが、学校の体育館での実験をしておく必要がありましたので、この日の最後に体育館をお借りして問題なくインターネット接続ができること、タイムラグは生じないことの確認を済ませました。

学校側では、GW明けの5月10日(水)に事前学習を、授業実施翌週の5月17日(水)に事後学習を組み込んでくださっていますので、実施日5月13日(土)とのバランスも非常に良く、当日を迎えることを楽しみにしております。

授業公開日としての実施になりますので、ご興味をお持ちの方はぜひ学校に足をお運びください。

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