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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年06月01日 18:01

名前を記入せずにコメント投稿いただいてもエラーとなります。
実名ならば大変ありがたいですが、もちろんハンドルネームで構いません。
よろしくお願い申し上げます。

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コメント

川口恭様

いつもブログとニュースを拝見しております。
一つ、川口様に申し上げたいことがあります。

最近のここのブログは、読むに耐える内容ではなくなってきたと感じています。
以前の医療事故調の検討会や大野事件の裁判記録などは非常に読み応えがあり有意義なものでした。
内容も素晴らしかったと思います。
我々医師の多くもこのブログを楽しみに見ていたと思います。

しかし最近はどうでしょうか。
行政官と名乗る方もいますが、現在ここに固定している数人のコテハンの方々ははっきり言って非常に空気の読めない、見当はずれで的外れのコメントばかりです。
読んでいて辟易しています。

今の日本の医療が、ここまで医療費が削減され医師の数も抑制され、そんな中で提供されているにもかかわらず霞ヶ関は変わらない。
それがなぜか。
ここのブログの数人のコメントを読んでいれば十分に分かりました。

現場の意見など聞こうともせず、自分たちの理屈ばかりを上から押し付け、つまらない議論の揚げ足取りばかり。
しかも自分たちはハンドルネームをつけて痛い目に遭わない場所にいて川口様やほかの記者の方には、責任を取れというような物言いをしている。
自分たちがやっていることがいかにおかしいかも気づいてもいない。
今の役人はこんな程度かと、このインフルエンザ騒ぎが起きたことも納得がいきます。

しかも、こんなブログのコメント欄に必死になっていることをみてもその度量や器量の狭さに、あきれ果てるばかりです。
おそらく多くの医師や国民が彼らのコメントを見て同じことを感じていると思います。
厚生労働省の役人には失望しました(本当にそうなのかどうかも分かりませんが、そう思われて仕方がないことをしていますよね)


川口様がどうお考えなのかは分かりませんが、なぜここのロハスメディカルを汚すような彼らのコメントを載せ、ブログを続けるのですか?
辟易して来なくなる人が多いと思います。

なぜこんなに行政官という人たちがここのブログに固執するのかもよくわかりませんが、せっかくの今までのロハスメディカルのイメージや良質の記事が台無しになっています。
数人のコテハンのコメントは現場の感覚からすると的外れもいいところなので分からない人がそのコメントだけ読んだら勘違いすると思いますよ。
リテラシーのある読者も少ないと思いますので、こういうコテハンを放っておくのは、川口様にとって致命的だとは思われませんか?

今までのように川口様やほかの記者の方の記事だけ読んでいればわたしたちは十分です。
ご検討ください。

>阿蘇の開業医様
お心遣いありがとうございます。
辟易とされる部分は確かにあるだろうと存じますが
しかしまた、まさにお書きいただいているように
現在の霞ケ関にいる方々がどの程度の思考レベルか
我々が百万言を費やすまでもなく、彼らが自ら暴露してくれているという意味で
このコメント欄も功はあるんでないかと思っております。
ただ功罪の罪の方が大きいかなと思うようになりましたら
その時は、また柔軟に対応したいと考えております。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

阿蘇の開業医様
私も最近の不毛なコメントを見ながら、巧く書き込めずにいました。
書いてくさってありがとうございます。
全く同感です。

川口様

阿蘇の開業医様には私の記事が載ったことで大変御不快な思いをされていると拝察いたします。
同時に私自身も「2チャンネル」および「ロハスメディア」などで人格否定と受け取れる書き込みをされ大変憤慨しております。
名誉棄損で訴えるべく専門家と相談している最中です。
つきましては、「霞が関」あるいは「厚労省」の医系技官と思われる書き込みについての調査をお願いしたく存じます。

木村盛世

ご本人様のご登場ですね(と信じてよいですね)

書き込みから、「新型インフルエンザ、水際封じ込めはナンセンス コメント欄」
https://lohasmedical.jp/blog/2009/05/post_1738.php#comments
もご一読いただいたと判断しますが、それでよろしいでしょうか。

上記で議論しましたように、「検疫官」という肩書きをもって感染症学に関して適当で中途半端なご発言をされているように受け止めました。その点について、私も医師として非常に憤慨しております。

また、「もし彼ら自身が本気で可能だと思っているのだとしたらあまりに宗教的だし、頭に何か新種のウイルス感染でも起こしているのでないかと心配になりますよ。」という発言を、私たちは罵詈雑言であると受け取りました。

以上の二点について、公的な立場もおありである木村様にとって非常に不適切な行動であると批判しております。名誉毀損に関して専門家とご相談されるのも結構ですが、上記に対しても適切にご対応ください。

私は水際で国内への伝播を食い止めると厚労大臣が宣言して始まった空港での検疫の実際の映像を見たとき、検疫官自身の感染防御体制があまりにもお粗末なのに愕然としました。他にもなにこれな疑問だらけでしたが最大の疑問は1つ2つの国際空港だけ、しかもメキシコと北米からの到着便だけについてしか検疫をおこなわないとしたことです。こういう行動計画に水漏れの穴だらけの「検疫」は、とうてい検疫と呼べる代物ではないな、と感じたのが率直なところです。あれをして水際作戦を成功に導くべく検疫をしたと主張すること自体が医師としては恥ずかしく思われました。
政府にあっては次回「検疫」行政の必要が生じた時には、どうせやるならもっと医学的にも堅実な内容のあるきちんとしたマニュアルを用意して「検疫」行政を行って欲しいと思うものです。

私個人の今回の検疫行政についての評価は、反省点ばかりが目に付いて結果的に木村氏と同様の評価になります。次回には検疫措置内容が早急に改善されていればよいのですが。

>阿蘇の開業医様

ここに何を求めるかは人それぞれであって、深く多面的に物事を見たい人もいれば、自らの波長に合わないものには辟易としてしまう人もいると思います。

阿蘇の開業医様が辟易としてしまったことはお気の毒ではありますが、いち読者として感想を述べること、疑問に思った点を質すこと、記者に対する希望を伝えることはコメント欄の本来の目的と考えられます。ここを同好の士以外にも広く開いているのであれば、幅広く意見が集まることは避けられないところでしょう。また、一方通行のメディアも多い中、読者からのフィードバック、別の視点からの意見、広く知られていない情報の提供等が併せて表示されるということは、記事に書かれている事柄をより多面的に理解するという意味でも有意義です。

また、記者や編集者がそこに加わることによって、彼らがどのような姿勢で活動に臨み、記事を書いているのか如実に表れることもあります。例えば、幅広い声に耳を傾けて物事をより深く理解しようとしているのか、賛辞と同調を求めているのか、など。

とはいえ、とにかく自分の見たいもの以外は目に触れて欲しくない、自分に心地よいことを言う人以外には出会いたくない、とおっしゃるのも気持ちは分かります。例えばブログのコメント欄の表示・非表示を切り替えられるようにするとか、そういった機能があるといいかもしれませんね。
多様性を捨て、同好の士のみのクローズドなブログにする、というのも一つの手だとは思いますが、少々もったいない。

 ろぼう 先生、こんにちは。

 素人として教えを請うのではなく、何らかの分野の専門家としてジョンズ・ホプキンス出身のMPHに対して議論を挑むのであれば、実名と出身教室と経歴を明示して、自らが議論するに値するだけのバックグラウンドを持っていることを証明する必要があるでしょう。

 さもなければ、そもそも相手にされるだけの主張ができていないと判断されるだけのことと思います。自分も先生の主張の内容を真剣に検討する必要を感じていません。

 他のACやHNの皆さんも同様と思います。

脇から失礼いたします。

川口さま、木村さま

>現在の霞ケ関にいる方々がどの程度の思考レベルか我々が百万言を費やすまでもなく、彼らが自ら暴露してくれているという意味でこのコメント欄も功はあるんでないかと思っております。

これはちょっといただけないと思います。また、


>「ロハスメディア」などで人格否定と受け取れる書き込みをされ(中略)名誉棄損で訴えるべく専門家と相談している最中です。(以下略)

まずは具体的に不適切だと思われる箇所を特定し「ロハスメディア」の管理者に削除を要求する、それを行っても「ロハスメディア」の管理者側が削除に応じなければ、改めて法的手段を検討するのが手順ではないですか?

ただ、木村先生もご自身の著作やブログ、メディア等でかなり厚生労働省職員や医系技官の方々の「人格否定」をなさっているようにもお見受けいたします。

時間的な順序で考えると、木村先生の著作やロハスの記事で、木村先生の方が先に彼らの「人格否定」をなさり、またロハスがそれを煽ったことに端を発していますので、ある意味ご自身の蒔いた種という話なのではないかなと、私などは感じていますが。

> 理者側が削除に応じなければ、改めて法的手段を検討するのが手順ではないですか?

 自分も法律は素人ですが、管理者への申し入れとコメントした人物に対する対応は別問題と思います。

 身辺の弁護士等にご確認いただければ幸いです。

>阿蘇の開業医様

確かに、客観的に見て不愉快なコメントはあると思います。

しかし、有意義なコメント&投稿者への質問、意見も多数あることに気付いて頂きたいと思います。そのような有意義な質問、意見に知らぬふりを決め込む、あるいは木で鼻を括ったような対応をして誤魔化す、こういった投稿者の態度も、このブログを荒れさせた一因であるということを決して忘れてはいけないと考えます。

>中村様

発言内容の正しさと学歴には何ら関係はありません。
ジョンズ・ホプキンス出身のMPHだろうが誰だろうが、正しい発言は評価されて、誤った発言は指摘されるのが当然です。その際には発言者のバックグラウンドなど関係ありません。
今どき珍しい、学歴至上主義的な発言ですね。

川口恭様

ご回答、ありがとうございました。

私が感じていたのは、この4月からのロハスメディカルの方向性が見えないということです。
それまでは川口様がほぼボランティア的(ですよね)に会議録を書かれたり、医療に対するお考えなどを書いておられた。
それが、この4月からは記者を増員して体制を一新されましたね。
新井記者も熊田記者もCBニュースの有名記者だったと思います。
そういった方たちを引き抜くからには、それなりのビジョンがあるだろうと思って見ていたのです。

しかし、一向にそれが見えてこない。
おまけに最近のこの荒れよう。
的外れなコメントが付いてもそれを制することもなさらない。
せっかく増えた良質な記事が誤解されるような情けないコメントが付いたままにしていてもいいのだろうかと思います。
何のためにニュースを増やしたのかが私たちには見えてこないのです。

霞ヶ関の方が低レベルなことをさらけ出すことと、記事が誤解されて読まれることが同じ土俵でなされることには違和感を感じます。

例えば、先日熊田記者が書かれていた要介護認定の経過措置の話ですが、
私も審査会に関わっています。
今回の変更で、一時判定を変更するのはかなり難しくなりました。
根拠を示して判定を覆そうにも、その労力は相当なものになります。
今回の経過措置は、一見いいようにも見えるかもしれませんが
おそらく次回申請の際に問題が表面化するでしょう。
半年後か、一年後です。
そのときに本当に困るのは、実際とは違う判定を受ける高齢者の方々です。
私たちには、それが見えている。

あの記事についての「あれだけのこと」について触れたのは澤田石先生だけでしたね。
ほかの方々は取り上げる意味がないとか行政の問題に摩り替えにしてしまった。


それだけで、私たちが失望するには十分です。


そういう失望を、このロハスメディカルが今後も読者に与え続けるのでしょうか?
川口様は、なんのために記者を増やされたのですか?
事故調問題に関して鋭いご指摘をなされ、私たちは勇気付けられました。
我々の医師会でも参考にさせていただきましたよ。

ビジョンが見えないのです。

方向性が見えれば、こうしたくだらないコメントなどの枝葉末節の問題は無視していればいいと思いますが、本筋が見えないだけに不安を感じます。
今までロハスメディカルのファンだったので本当に心配になりました。

余計なお世話で申し訳ございません。

阿蘇の開業医さま

仰ることの主旨が漸く理解できました。

そういう意味では私も同感です。

阿蘇の先生は4月と仰いましたが、私は年明け頃から何だか妙にロハスが偏向し始めてきたように感じ、暫くは書き込みを控えていました。

事の本質を掘り下げずに何でもかんでも国が悪い役人が悪いという安易な結論や感情的な言葉をぶつけるだけで、次から次へと新しい話題へと食い荒らしていったり、単に行政側を挑発するような書きぶりで良しとしている最近のロハスの記事や書き込みに私も辟易としていました。

しかしながら、事実誤認や間違った解釈、流言蜚語の垂れ流しを放置するのも宜しくないので、そういうものを是正するために書き込みを行ってきたのも事実です。

今後当面ロハスは、記者は自分の解釈は一切述べずに、また何人をも挑発しないように、気をつけて、会議議事録を淡々と正確に記載する、というような方針で修正をしていかないと良心派の読者の心がますます離れてしまい、2ちゃんねる化が進行してしまうように思えます。

阿蘇の開業医様のロハス・メディカルへの批判、同感しました。と、同時に、ある意味では川口さんや熊田さんへの「要求」ではなく「期待」は間違いなく建設的な批判でありますが、\\\"すぐには\\\"実現不可能な実践を求めているのかも知れないと危惧した次第。

阿蘇の開業医さん、「くだらないコメント」という表現。その辛らつな言葉の対象になった「匿名の官僚」の言説の下劣さについて私は先生に共感はしますが、「定性的」な「非難」(not 批判)は匿名で語る医系技官と想定される方々には全く無効なので、言及しない方が良いと考えます。
 私が厚労省の「高級」官僚を「相手にしない」方針を採用したのはつい最近(2008年1月31日)でした。厚労省の特に医師免許有りの官僚は、医学部卒業後五年以内に厚労省に入り、入省した当時の理想や決意はともあれ、現場の医師であれば毎日受ける五感の入力がありません。言葉、触覚、聴覚、深部知覚...........などの現実世界の感覚から高級官僚は遮断されています。
 現実世界を「知らない」どころか、現実世界を「感じない」官僚を言葉で批判したり非難しても、官僚にとっては単純に騒音に違いありません。

 ただし言葉に二種類あります。文字として見えるだけの言葉と、生身の人間が直接語りかける言葉です。対面して語ること。これに私は希望をみております。『厚生労働省の医系技官の先生方を励ます会』(仮称)の創設を私はここに公的精神で呼びかけます。
 (私、ゆったり病院の当直でしたが、それでもここまでのところ42時間一睡もしてません、ほろ酔いでの話しっこ失礼しました)

>阿蘇の開業医様
重ねてありがとうございます。

新井、堀米、熊田の3人に加わってもらった理由は4月にも書いたと思うのですが
3年半『ロハス・メディカル』誌を通じて医療崩壊を食い止めたいと必死にやってきて
しかし、どんどん状況が悪化していくことに大変な無力感を覚えております。
もっと発信力を高めたい、もう一勝負したいと切に思いました。

一勝負しかける対象は、最も見えやすい相手としては
この状況にかなりの責任のある霞ヶ関とその共犯者たちであり
その霞ヶ関の無茶苦茶を許す与党であり
その背後にいる社会保障に関心を持たない無関心有権者です。

コメント欄がこれだけ霞ヶ関の住人によって荒されるということ自体
方向は合っているし
昔よりは発信力が上がっているんだろうと前向きに考えたいところですが
しかしまだ飛行機に例えるならば滑走路を走っているだけ。
離陸してないことも確かで、ご指摘は重く受け止めます。
一刻も早く離陸できるよう努力します。

なお
>KHPN様
盛んに「昔はよかった」という発言をされますが
では、我々がそのように動いて持続可能であるように
具体的に何かしてくださってますか?
自分は何もしないくせに要求だけするのは
医療者に一方的な負担を強いる現在の社会風潮と全く同じ考え方であると思って
なまじ善意ぶっているだけに非常に腹だたしく思います。
昔に戻るということはあり得ませんので読みたくなければ読まないでください。

匿名投稿者のひとりです。

私はここのブログが他のジャーナリストブログと明確に違う特徴を有していると思います。それは、「民の志プロジェクト」「官に頼らなくても公は創れる!!」「あなたのクリックが創るワンクリック募金」を掲げて社会に実際に貢献していることです。私もワンクリックがしたくてここに訪れている者です。
ここに匿名で書き込み始めたのもワンクリックした以上ただの立ち読みの閲覧者じゃないある意味購読者なんだから、なんかひとこと読者の声を投稿してもいいかなと思って投稿し始めた経緯です。毎日ワンクリックが日課になってますw
見苦しい投稿もあるかと思いますが、承認制だしワンクリックしてから書いてるし読者の声欄だから、いち購読者としてひとことふたことのたわごと書くくらいはロハス経営者の川口さんも大目に見てくれるだろうと思って普段書き込んでいます。

各ブログの開設者の皆さんは我々とは違ってロハスの運営に自腹を切って参加されていると思います。いわば経営陣ですね。
であるなら現経営側以外の人がロハスに「主張ある記事」を投稿する場合には「記事」掲載料にあたるものをロハスに対して支払うべきでありましょう。なんとなれば自分の主張を記事としてより広く読んでもらおうと思うならば、投稿先のメディアそのものの経営に投資して主張するメディアとして拡大できるようにしなければ、「広報」することを目的とする報道記事という本来の意義がなくなってしまいますから。

ということで中野稀哲さん、公序良俗に随って、川口さんに所定の料金を払って匿名公務員ブログを開設なさってから、ここで役人としてのご主張をひろく世間の読者に問うてはいかがですか。

また、上記のごとき広報目的の「記事」ではない一般読者の私見投稿についても、ここのブログの経営を害する結果になることも起こり得るので、現行どおり承認制を堅持していただきロハスの経営方針と記者の主張に沿わないと感じられた投稿を掲載しない場合もあるということを、我々投稿者も弁えるべきでしょう。

以上を踏まえて川口編集長へご提案ですが、ロハスの独創性先進性を際立たせているワンクリック募金ですが、投稿ボタンとワンクリックボタンを連携させて一つ投稿するたびにワンクリック募金に自動的に10円が募金されるという仕様にされてはいかがでしょうか。つまりここに投稿するには掲載されようがされまいが一回10円払ってもらい、その投稿料はすべてワンクリック募金に送られるという仕組みです。

こういう仕組みであればどんな主張をお持ちの人でもロハスに書き込めば一回10円を民の志プロジェクトの発展につなげることができる、投稿することでじかに社会的活動に参加できるという精神的充足が得られます。

また、逆にロハスに反対する方向の意見(記事じゃないですよ)であっても、一回10円払ってるんだから私見を心措きなく書きたいように書ける、と心理的に保障されると思いますので、反対意見の人もどんどん書き込みができて結果としてコメント欄の内容充実に拍車がかかれば、これもまたブログとしては喜ばしいのでは?

初老人の思いつきですが、ごゆるりとご検討ください。

いつも川口さんはじめ、みなさまの記事やコメントで勉強させていただいている、一般人の主婦です。

ロハスメディカルのシャープでスマートな切り口の記事のなかで、時々熱くなってしまうこともある記者の方々の人柄や人間性が感じられるのも、ロハスの魅力だとおもいます。
そういう私も、ここ数ヶ月の変化には、戸惑いを感じています。
逼迫した医療情勢を考え「打って出る」ことに転じた川口さんの英断に感動しながらも、一抹の不安も感じています。

その不安がなんなのか考えていましたところ、いみじくも川口さんご自身のコメントの中に、その答えを発見することができました。
新生「ロハス・メディカル」は、飛び立とうと滑走路に進入している飛行機なんですね。
離着陸は、高い技術も必要ですし、失敗すれば大事故につながるので、パイロットが一番緊張する瞬間だときいています。
その危機感を持っているのは、パイロットのみならず、見守っている管制官も同じでしょう。
ロハスメディカルが飛行機で、パイロットが川口さんなら、ここに書き込んでいらっしゃる皆さんは、管制官のような気持ちで、このブログを見守っていらっしゃるのではないかと思います。パイロットにしてみれば、管制官が何人もいて、あーでもないこーでもないと言われたらたまらんというところではないでしょうか。
たしかに、実際の空港で、そんなことがあったら、事故が続出でしょうね。
でも、だからとって、いま、テイクオフをあせるのも禁物ではありませんか。

たくさんの人の思いや希望を載せた飛行機が、砕け散ることのないように、管制官の皆様にも、いま少し「待つ」気持ちを持っていただくことはできないでしょうか。
素人の主婦がでしゃばってすみませんが、ロハスメディカルのさらなる飛躍を祈る気持ちは同じだと思っています。どうかお許しください。


>阿蘇の開業医様 他

匿名、実名については、あまり触れてきませんでしたが、機会ですので少し考えを。

・「実名による書き込みは責任ある態度で、匿名による書き込みは無責任」か?

「責任」をどうとらえるかによります。この場において、自己の発言について追加説明を求められたときにそれに応じたり、その人の過去の発言にさかのぼることによって、簡便な説明であっても意味を成すようにできたりと、同一性の確保はあれば便利です。ただ、その意味であれば、匿名、実名には直接関係しません。実名でもそれができていない方々はいらっしゃいますし、匿名でも、いみじくも阿蘇の開業医様が「コテハン」とお呼びになった方々は、わざわざ固定のハンドルネームにして、そのことを意識されていると思います。

一方、「責任」は物騒な意味にとらえることもできます。阿蘇の開業医様が「痛い目に遭わない場所」とおっしゃっているように、たとえば、自分の発言によって夜道で襲われたりとか、そこまで行かなくても、理に拠らない実力行使を受ける覚悟があるか、という意味にとらえることもできますが、ここまでの「責任」を求めるべきなのかは疑問です。感情に訴える主張、場の多数が利益を受ける主張を有する方が求める「責任」は、えてしてこういうものになりがちですが、そこまでの不穏な「責任」はいかがなものかと。もちろん、実名で書くことによって、勝手にこのような覚悟をされている方がいらっしゃるかもしれません。それはそれで勇ましいことだと思いますが、この場に必須とはいえないと考えます。

・匿名で書き込む人間にはどのような事情があるか?

いままで、実名で書き込む必要性はない、という言い方をしてきましたが、たとえば、一般的に、公的な組織に属する者は、実名で見解を発信することには慎重だし、そうあるべきだと思います。これは、たとえ個人的な意見と断ったとしても、「○○の役人がこう言った」ということはニュースとして価値を持ち、あたかも組織の公式見解であるかのように喧伝されることがあるからです。組織の見解は、正式な内部手続きを経て、しかる5W1Hで表明するものであって、軽々しく出されるものではないのにも関わらず。鈴木議員が、木村氏が現役検疫官のままでいろいろ発言したことによって「ダブルメッセージになっている」と心配したのもまさにそこではないでしょうか。

また、その者が、たとえば他省の人間や、担当する省であっても担当する部署ではない所属の人間だった場合、「なぜお前がそれを言うんだ」という方向に議論が行ってしまい、言論そのものがお留守になる危険性があります。

私は、当初、行政の視点や職員文化について情報を信頼性高く提供するためには、背景の説明があったほうがよいだろうと思って、「行政の人間である」という情報だけは入れました。それ以上のことは、基本的には皆さんが勝手に御想像されたにすぎません。事務次官かもしれないし、どこかの課長かもしれないし、木村氏の同僚の検疫官かもしれないし、全然別の省庁や地方自治体の職員かもしれない。でも、たったそれだけの情報でも、最近は、言っている内容より私の属性がクローズアップされ、皆さんの設定する「敵」に勝手にまとめられてしまう傾向にあるようで、その意味ではこれでもやはり失敗だったかなと思います。

一方、実名であればさらに議論は発散したでしょうから、その意味ではまだハンドルネームでよかったと。

 中の先生、こんにちは。

 大きく勘違いされているようですね。

 ネットで議論をする上では、匿名であるか実名であるかはさしたる問題ではないのが一般的な姿と思います。実名でも無責任な議論は可能ですし、匿名でも責任を持って議論することも、専門家としての知見を開陳することも可能でしょう。このコメント欄でも同様と思います。

 ただし、匿名である場合に、その提供する情報の正確性に一定の留保が置かれることは避けられません。これも同様でしょう。

 ただし、専門外の者が専門教育を受けた実名の人物を相手に議論を挑むのであれば、それは自ずと問題が異なります。そして、匿名であると実名であるとを問いません。

 たとえば医系技官が法令から一目置かれるのは、医師としての専門教育を受けているからであって、他に理由はありません。事務官であっても医学書を読み、公衆衛生や社会保障制度を勉強することは可能ですし、時間を割いてそうしている人は少なくありません。しかしながら、こと医学や医療の内容について、彼等が医系技官と議論することがない、あるいは少ないのは、専門教育というものを受け、医師免許を取得した専門家の知見を尊重しているからです。

 GHQが厚生労働省に医系技官の幹部ポストを多数設けたのには、それなりの理由があったと考えるべきでしょう。

 医系技官や事務官でも外国のSchool of Public Healthに公費で留学し、MPHを取得する例があります。また、そういう専門教育を修了した専門家が途中入省してくることも珍しいことではありません。

 彼等MPHがMPH同士で議論するのであれば、それは専門家同士の知識と、卒業後の実務経験に裏打ちされたものであって、互いに議論の意味があるでしょうし、傍で見ていても意義深い議論が期待できるでしょう。

 しかし、たかだか普通に医学部を卒業しただけの医系技官が、専門職教育を受けたMPHに対して意味ある議論を挑めるとは思いません。

 また、もし挑めるとするなら、翻って、専門教育を受けて行政に携わる医系技官の存在そのものが無用のものとなります。判断のベースとなる知識と訓練を獲得するための専門教育などいらないという前提に立つからです。

 相手にされなくても、当然であり、仕方がないと思うべきでしょう。

 ただし、別の専門領域からMPHに議論を挑むことは可能かも知れません。また、健康と公衆衛生の分野でのgeneralistとして、教えを請い、あるいは議論に参加することは可能でしょう。

 いずれにせよ、素人が専門職と張り合おうという発想自体、医系技官の自己否定に他ならないと言うことに気づくべきと思います。

一昨日書き込んだのですが(表示もされたように記憶していますが)、どうも消えてしまったようなので、もう一度。
(思い出して書いているので、川口さんの承認作業中であれば、旧投稿分を優先してください)

>maruna様、中村様他
確かにものを言うのに学歴は関係ないでしょうし、あったとしてもジョンズホプキンスでMPHをとりました、が感染症疫学の分野でどの程度の意味合いを持つのかは検討が必要でしょうが、木村氏はこれまでだいぶ露出が多かったので、反応が多すぎて応えきれないのも無理のないことでしょう。

ただ、これまでの活動が主に「一般向けメディアに」「政府批判(憶測に基づくものを含む)を伴って」というスタイルで行われてきていますので、学術的論争を避けている、という理解が出てもおかしくない。今後、しかるべきときに、学会等しかるべき場所において、例えば今回政府側のコンサルタントだった先生方と純粋的に学術的論争を行うなど、商業的、あるいは政治的意図が働かないことが明らかな場所において、御自身の考えを正確に伝えられることが必要ではないかと思います。

(中村様の御投稿を読みつつ、ここから追加)
>いずれにせよ、素人が専門職と張り合おうという発想自体、医系技官の自己否定に他ならないと言うことに気づくべきと思います。

???
木村氏に対話を求めて無視されているのはろぼう様、それを対応を問題視するコメントを出されているのはmaruna様、というところだと思いますが、この方々は御自身が医系技官である、とどこかでおっしゃっていましたか?軽く見返した限りでは、これまで自ら医系技官であると名乗られた方はいらっしゃらないようなのですが・・・。
誰が自己否定をしていると述べていらっしゃるのか不明です。

なお、私自身は、前述のように、木村氏がすべての反応に対応できる状況ではないことは理解していますし、優先順位付けをするのであれば、経歴の明示された専門家を優先し、経歴が明示されていない匿名者を後回しにする、というのは合理的だと思っています。

こちらも、一昨日書き込んだのですが、同様に消えてしまったようなので、もう一度。
(同様に思い出して書いているので、川口さんの承認作業中であれば、旧投稿分を優先してください)

ざっと読みましたが、このコメント欄の中で、私にとって最も大きなインパクトは、
3年半『ロハス・メディカル』誌を通じて医療崩壊を食い止めたいと必死にやってきて
しかし、どんどん状況が悪化していくことに大変な無力感を覚えております。
もっと発信力を高めたい、もう一勝負したいと切に思いました。
一勝負しかける対象は、最も見えやすい相手としては
この状況にかなりの責任のある霞ヶ関とその共犯者たちであり
その霞ヶ関の無茶苦茶を許す与党であり
その背後にいる社会保障に関心を持たない無関心有権者です。
(中略)
なまじ善意ぶっているだけに非常に腹だたしく思います。
昔に戻るということはあり得ませんので読みたくなければ読まないでください。

という川口さんの発言が出てきたことにあります。

私はこれまで、ロハスメディカルがジャーナリズムであるという前提に立ち、読者として、ジャーナリズムが求められるべき正確さ、公正さを求めてきました。一度見返していただけると分かると思いますが、私がコメントをするのは、自身が賛成か反対かではなく、十分な正確さ、公正さが保たれているかが主たる基準であり、不正確な記載にはより正確な情報を、偏った分析には別の観点からの分析を加えることで、バランスを保とうとしてきました。

しかし一方で、例えば要介護認定の経過措置という重要そうな話題がそこにありながら、それには数行ふれたのみで、地方自治体の関係者がかわいそう、厚生労働省は冷酷、というような情緒的なものを主題に選んだ熊田記者の記事に代表されるように、ロハスメディカルの求めるものに疑問を感じてきたことも事実です。憶測でものを言うのは避けたかったので、なかなか歯切れが悪かったのですが、ここまではっきり述べていただいて、むしろよかったと思います。中でも、「読みたくなければ読まないでください」という言葉を読者に投げつけているのが決定的でした。

私の理解が正しければ、ロハスメディカルの目的は、物事を正確に伝え議論を広めることでも、問題を深く知り多面的に分析することでも、未来のために何らかの提言を投げかけて議論をすることでもなく、その時々のニュースを題材にして、特定の主張を表現し続けることにあることにあるようです。

これはこれで、否定しませんし、この理解が正しければ、川口さんの行動も批判できません。求めるべきは正確さでも公正さでもなく、効果的な表現で活動を盛り上げることだし、アイドルのファンサイトと同様に、嫌なら来るな見るな書き込むな、という態度も理解できる。ネガティブなフィードバックは招かれざるものなので、反応しないのも無理ないし、行政はよりよい社会の実現のために協力して模索する仲間ではなく、要求を呑ませ実施させる客体に過ぎないのですから、求めるのは共感と受諾であって、対話ではない。

ただし、社員が「編集長」「記者」と名のり、名前に「メディア」を冠する会社が行っている活動ですから、放っておけば、これがジャーナリズムであり、正確さ、公正さを最優先にした上でのアウトプットである、という誤解は今後も続いてしまうでしょう。こんな下の方の書き込みでは目方不足かもしれませんが、これが「取り扱い上の注意」になればと思い。

中野稀哲様

木村氏の「「霞が関」あるいは「厚労省」の医系技官と思われる書き込みについての調査をお願いしたく存じます」という書き込みもあり、木村氏への批判=医系技官の書き込み、との印象形成ができているようです。川口様の「コメント欄がこれだけ霞ヶ関の住人によって荒される」というコメントも、その印象を補強している。

そう考えれば、中村利仁さまの「実名を出してから議論しろ」という主張や「素人が専門職と張り合おうという発想自体、医系技官の自己否定に他ならない」というコメントも理解できます。意識的か無意識的か分かりませんが、「匿名でこそこそ嫌がらせをしている医系技官」というレッテル張りをされて、批判を受けているようです(IPアドレスを見ていただければ、私が「ロハスメディカル配置病院」から書き込んだ以前の形跡が分かるはずですが、、、->川口様(失敬、ちょっと嫌味ですm(_ _)m。すさんでいるもので))。

中村氏の「たかだか普通に医学部を卒業しただけの医系技官が、専門職教育を受けたMPHに対して意味ある議論を挑めるとは思いません」という議論は(医系技官->医師と読み替えて受け止めました)、権威論証(たとえば、A「人間はBを敬うべきだ。哲学者のCもそう言ってるだろう」 というAの言説)に過ぎず、詭弁です。

でもそんなことをここで述べるのも、もはや意味がないですね。中野様もご指摘のように、この場は「その時々のニュースを題材にして、特定の主張を表現し続けること」のようですし、そうであれば私たちの書き込みはKYな「特定の主張にとって都合の悪いコメント」ですので、真摯に対応されなくても仕方がない。

中野様にはいろいろ教えていただきました。感謝しております。

「匿名公務員のブログ」をつくればいいのにね。週間大衆とか現ポスみたいにw

ここの直近の投稿者の投稿を見て「曳かれ者の小唄」という言葉を思い出しました。

「悪貨は良貨を駆逐する」この一言に尽きるのではないかな。

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