新型インフル ワクチン1回化は「科学の仮面かぶったデタラメ」 コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年10月17日 20:00

 新型インフルエンザに関する厚生労働省の専門家会議で16日唐突に「13歳以上のワクチン接種は1回でよい」との決定がなされたことに対して、17日世田谷区医師会内科医会が開いた講演会の中で「専門家ならしない非科学的な判断を、専門家を名乗る素人が行なっている。それを御用メディアが垂れ流し、皆で拝んでいる。この国は危険だ」と激しく批判する声が上がった。(川口恭)

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コメント

なるほど、インフルエンザの専門家、インフルエンザワクチンの専門家であるだろう、上先生が仰るのであれば、その通りなのでしょうね

 上先生がインフルエンザやワクチンの専門家であるかとなると、少なくとも2年前はそうではなかったと思います。彼はもともと血液腫瘍の臨床家であり、研究者であり、両面での専門家です。

 そして今では医療に於ける統治構造研究の第一人者です。

 しかし問題は、臨床試験の解釈の仕方とそれに基づく意思決定の評価です。その点では全ての臨床家は文献の批判的吟味によってその能力を身につけるべきものであり、最初から上先生は専門家です。

 ご発言は信用できます。

>その点では全ての臨床家は文献の批判的吟味によって
>その能力を身につけるべきものであり、最初から上先生は
>専門家です。

キャリアブレインの記事に名前が出てきている庵原先生、川名先生も、臨床経験が長いように思います。それらの先生が合意したわけですから、意見交換会の結論も信用できるのではないでしょうか。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24808.html

ところで、
" 中高生など13-19歳については、庵原院長が「オーストラリアでは10歳以上は1回接種だ」として、1回接種でよいとの認識を示し、多くの出席者から同意を得たが、これに対しては岡部センター長が、「1回接種が前提でもよいが、(1回接種の有効性を確認するため)小規模でも臨床試験を実施すべきだ」と主張、これが了承された。一方、小学生以下の13歳未満については、原則2回接種とした。"

13歳以上1回接種のソースはどこなのでしょうね。

>臨床試験の解釈の仕方とそれに基づく意思決定の評価です。
記事によると臨床試験の解釈についての論が出ていますが、
臨床試験のデザインは「結果を解釈」するためではなく、
「仮説を検定」するために行うものであって、ここで述べられている
解釈がデザイン決定の際の仮説がどうかが良くわからないと
そもそも議論が成り立たないように思えますが・・・

科学の仮面

インフルエンザの感染は
気道への侵入→気道粘膜表面の粘液層へ侵入→粘膜細胞表面に接着→粘膜細胞内に侵入→インフルエンザウイルス外套除去→遺伝子の複製・酵素類の複製→インフルエンザウイルスの合成→粘膜細胞からの放出準備(突出)→粘膜細胞からの切り離し
という仕組みで行われています。この間、人間の免疫系が全く働かなければ何の症状も引き起こしません。
ウイルスの再生産は際限なく行われようとしますが、気道細胞自体の生命維持が困難となった時点でアポトーシス(細胞の自爆)が誘導され、気道細胞が死にます。このアポトーシスが誘導されずに細胞内の構成要素、特に遺伝子類が体内に放出されると自己免疫反応のきっかけとなり大変なことが起こります。
またインフルエンザウイルスは気道細胞から放出される際に気道細胞の細胞膜を切り取って自分の外套にしますので、人体の免疫系にとって認識しにくい構造になっています。
タミフルやリレンザは、この細胞からの切り離しを阻害する薬です。
インフルエンザについてわかっているのはここまでです。インフルエンザウイルスに対してどこで免疫が作用しているのか、気道細胞の手前の気道粘液中で何が起こっているのか、気道細胞中で戦いがあるのか、気道粘膜細胞からの放出に気道側と間質・血管側にどの程度の差があるのか、感染した周囲の細胞は何らかの反応をしているのか、人体は何を根拠にインフルエンザの感染を感知し、免疫系を作動させているのか、インフルエンザウイルスには大きい細長い総セージのような形態と小さな球場の携帯があるがその差は何なのか、何もわかっていません。記事中にも出てきますが、抗体価があることと、免疫応答が始まることと、応答が適切に行われることはすべて別のことです。つまり誰が平気なのか、現在の科学では知る由もないのです。その中でワクチンの有効性を論じようとしても無理です。安全性についても予測は全く不可能で、やってみるしかありません。なぜなら過去に一度も国産と外国製の比較安全試験をどの人種に対してもやったことがないからです。
車の検査をする際にブレーキペダルが付いているから安全に止まれる車だと結論付けるほどの乱暴な議論なのですが、安全性を調べるためには車を走らせて、ブレーキを踏んでみるしかわからないのに、テストコースはなくていきなり東京の真ん中でやってみるしかない、歩行者も車も往来を制限することもできない状態だと思ってください。今の科学はその程度のものです。

このエントリーには直接関係ありませんが、一応述べておきます

>防衛医大の産婦人科の教授
https://lohasmedical.jp/news/2009/10/18001220.php?page=3

川名教授の事でしたら、現職は防衛医大の感染症の教授のようですから、事実関係に明確な誤りがあると思うのですが……
http://www.ndmc.ac.jp/hospital/sinryo07.html

"1984年東海大医学部卒。90年同医学部呼吸器科助手,91年ロンドン大ロイヤルフリー病院,93年東海大大磯病院,95年国立国際医療センター呼吸器科,2002年同病棟医長,04年同国際疾病センター医長を
経て,08年より現職。"
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02812_03

知る限りの経歴でも、産婦人科をされていたことはないと思うのですが、産婦人科をされていた実績があるのであれば、お詫びいたします。


結局、11月11日に、ワクチン1回接種化へ方針転換された。
このことについて、ロハスで検証記事が掲載されないのは、何故?
上氏は、1回接種化のエビデンスは十分と考えているのでしょうか?
それとも、「非科学的な判断」?

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