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ニュース〜医療の今がわかる

臨床研修検討会5


嘉山
「3ヵ月には賛成。教える方も教えられる方もコミュニケーションが取れない。あと内科の問題だが、実は術後に患者を内科にお願いしようとすると臓器別になっていて診られないと断られちゃう。単一化しているので、内科と決めちゃうのでなく獲得目標で組んだ方がよいのでないか」


舛添大臣が国会を抜けて慌ただしく登場。
「この臨床研修の見直しは、様々な論点があり様々な立場があり、とりまとめていただくのは非常にご苦労だと思う。そういうご苦労はあるものの、教育の質をきちんと維持向上をさらに進めていかなければならないという要請と共に、様々な制度へのご批判・評価もいただいているところであり、本当に忌憚のない意見をいただいて、最終的には若いお医者さんがどういう形で教育されどう一人前になっていくか、現場の声を聴こうとそれが一つある。それからもう一つはどこまで国が関わっていくのか、教育と国、教育と政府、それから国民というか患者というかチーム医療の話をしても看護の方でも同じような検討会をしているが、医師の代替をどれだけ看護師ができるかという話をすると、国民はどう思っているのかという視点が抜けてしまう。その点も非常に問題だと思う。どういう形で結論にするのか極めて難しいなあという感じがしていて、これからいろいろと議論はあるにしても、一つは完璧な案が出るのかな、と。大体のコンセンサスをいただいた後で、さらに試行錯誤試行錯誤が必要なんだろうという感じがしている。この検討会の最大の意味は、文部科学省と厚生労働省が合同でやったということ、卒前卒後をふくめ医療教育提供体制がどうなるか、それから我々国民の受益する側から見てどうなのか、そういうことを総合的に検討していただきたいと思っている。朝令暮改で制度を簡単に見直すのは問題だが、しかし問題があったら見直すしかない。この研修制度のせいで医師不足になったという意見もあって、それはそれで善後策を講じないといけないと思うが、しかしそれだけの論点だと、これまたいろいろ問題があるだろう。これは皆さん方の方がよくご存じだろうが、ぜひ徹底したご議論をいただきたい」

5分弱で退席。話が行きつ戻りつで何を言っているかよく分からないと思って聴いていたのだが、改めて文字にしてみると、収斂しかけた話をもう一度かき回して去って行ったとも言える。事実、この後で再び議論が紛糾する。

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