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ニュース〜医療の今がわかる

臨床研修検討会5


高久
「私が勘違いしていたのか」

事務局
「今の問題か」

高久
「各大学の手上げ方式の自由度の高いコースの話だ」

事務局
「特別コースは到達目標を前提にして内容の弾力化を認めたもの。今回どうするのかは、ここでご議論いただければ」

小川(岩手)
「前提というのはニュアンスが違わないか」

事務局
「文章にも到達目標を前提に期間を柔軟にすると書いてある」

高久
「厚労省としては前提にせざるを得ないということか」

西澤
「この検討会では到達目標は変えないと思っていた。それを変えるのは乱暴すぎる」

武藤
「制度が始まって5年経過したということは卒業生たちも3年は働いていることになる。実際その人達にどういうメリット・デメリットがあったか全く分かってない。少し詳しく調査する必要がある」

嘉山
「福井先生の考えている医師のレベルが低すぎる。産科を1ヵ月回っただけの医師にお産を取ってもらおうと思うか。臨床研修制度で医師に施された教育が国民に還元されているかといったらされてない。本当に国民のためにはどうしたらよいのか考えないといけない。日本の国民ほど医師を育てようとしてないのもいないんで、平成3年に医学生の医行為の基準が示されていて、臨床研修の到達目標と同じことが学部教育でもやられている。到達目標の内容を変える必要がある」

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