民主党の足立信也政調副会長は8日、厚生労働省大臣政策室の村重直子政策官が9月2日付け「サンデー毎日」(毎日新聞社)で厚生労働省の新型インフルエンザ対策を「失策」とコメントする記事が掲載されたことについて、「この時期、(厚労省の)局長クラスは記者会見でいくらでも言えるので、既成事実を作れてしまう。それをストップさせるために言っているのだと思う」との見解を示した。(熊田梨恵)
:2009年9月 8日の記事一覧
「何をもって在宅医療が進んでいると評価するのか、にわかに答えかねる」─。厚生労働省の担当者は、「これまでの政策は(民主党に)ご理解いただけているとは思うが......」と言葉を濁す。(新井裕充)
政府が4日に開いた総合学術会議で発表した「最先端研究開発支援プログラム」の選定結果について、助成を得られなかった申請者の一人の米ベイラー研究所フォートワースキャンパスディレクターの松本慎一氏は、「日本も大型の研究費が配布されるようになったと期待していた分、選考の仕方があまりにも未熟なので寂しく思っていた。今回選ばれた医学系の研究はすべて基礎医学で、臨床につながらない分野のため、国民への還元につながっていかないと思う」と失望感をにじませた。(熊田梨恵)
「NICUの交替制勤務の実現で『協力、安定、標準化』の医療を約束し、若手医師が集まる魅力的な労働環境を提供します」、「日本の周産期死亡率世界一に導いた、『人情、根性、責任力』の主治医制を維持していきます」-。新生児医療に携わる研修医が、主治医制と担当医制の是非について、学会の教育セミナーでプレゼンテーションした。今の若手医師は、医師の労働環境をどう考えているのだろうか。(熊田梨恵)
■〔新生児医療の教育現場から①〕若手医師から医療界に提言し、現場を変える
■NICUについての詳細は、こちら
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、国会議員に送るメールについて「官僚の独善を砕く手段になる」と述べ、一通でも多く送ってほしいと求めた。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、医療界に対し、「永田町には日医からの声が医療現場の実態として伝えられ、その結果、医療政策が現場と乖離してきた。これは医療現場が『日医から厚労省』というルートを追認してきたことと思う。なぜ逆行する政策が長期間是正されなかったのか、この際考えていただく機会にしてほしい」と求めた。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、「医療現場の声だけが極端に永田町に届いていないという現状があるのを知って下さい」と述べた。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、医療界から議員への情報提供の方法について、「整理だけしてもらえればまとまっていなくていい。完全にコンセンサスを得たものか、概ね得たものか、意見が分かれているなら、『こういう意見をこの人たちが言っている』といような事を淡々と知りたい」と述べた。提供された情報については、「医療分野への社会資源の配分は自公政権より増やすつもり」とした上で、政治判断を加えて選択肢を選ぶか「第三の案」を作るとした。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、「今回の政権交代は、政策の『方針』が変わるのではなく、『政策形成のプロセス』が変わるということ。今までは官僚が"作戦"について口出ししながら、補強費は出さなかった。民主党は補強費は出すが、誰が先発投手になるかというような"作戦"については口出ししないということ」と述べ、これまでの官僚主導型の政策決定過程が変わる事が民主党政権になる本来の意味とした。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、現在民主党が行っているインフルエンザ対策について「直嶋政調会長ともに役所から進捗状況を聞いた。16日までは舛添(要一厚生労働)大臣に最大限頑張って頂くということになっている」と述べた。(熊田梨恵)
民主党の鈴木寛政調副会長は7日、民主党の医療政策のスケジュールについては、「インフルエンザ対策以外はすべて大臣、副大臣が決まってから」と述べるにとどめた。(熊田梨恵)
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民主党の梅村聡参院議員(厚生労働委員会「介護・医療改革作業チーム」事務局長、内科医)は7日、今年度に見直された医師の臨床研修制度について「産科や小児科もいいが、2次救急での"野武士的"、"野戦的"な研修ができる病院はよりよい研修病院になっていく」との見方を示した。(熊田梨恵)
民主党の梅村聡参院議員(厚生労働委員会「介護・医療改革作業チーム」事務局長、内科医)は7日、今年度に見直された医師の臨床研修制度について「臨床研修病院の実力が問われ、本当の意味での勝ち組、負け組が出る」との見解を示した。(熊田梨恵)
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