「日本におけるワクチン・ギャップ」
今回の新型インフルエンザ騒動では、輸入ワクチンは危険だという情報操作が行われてきたとも感じている。
「生物製剤基準」というのが、日本は他の国と異なるらしい。これでは他国のメーカーは入って来られない。国内メーカー保護の必要性を否定するものではないが、少なくとも土俵は同じにして、そのうえで保護策を講じるべきだろう。国家検定というのも一体何なのか。承認されてから発売まで何年もかかる原因だ。
ここにはメディアの方も大勢いるので「マスメディアも反省を」というのも言わせていただく。限られた紙面、限られた時間というのは分かるのだが、一部分だけ強調されたり報道されたりすると、それがあたかも全部であるかのように受け取られる。私の周囲では、ワクチンを打ったら新型インフルエンザにはかからないかのように理解されている。もうちょっと解説を増やしていただきたいなと思う。
最後に、定期接種と任意接種の補償の差を示す。この右側の補償だけで納得する被害者はほとんどいないと思う。訴訟せざるを得ない状況になっているということを、ご理解いただきたい。