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ニュース〜医療の今がわかる

民主党医療費議連、診療報酬改定に向け検討チーム立ち上げへ

 
[記者]
団体から改定率の要望などはあったか。
  
[桜井会長]
そこまで具体的にしてきたのは、歯科医師会は6.99%の改定を歯科保険全体として、医療費全体でなく、1兆6000億円ぐらいのところで出してきたと。リハビリテーション医療関連5団体からは新しいリハビリの管理料みたいなものを作ってくれということで、2000点だったかな。後は総合リハビリテーション料の新設で「1」の260点、「2」に240点。その他に、回復期リハビリテーション病棟入院料における新たな質の評価として、「入院料1」として2000点、「2」として1720点、「3」として1595点。そういことができないかと。具体的にいただいたのはこれぐらいだったかと思います。
 
[記者]
先日議連として、改定率も含めた決議を幹事長室に提出されたが、今日のヒアリングを受けて今後どういった活動をしていくか。
  
[桜井会長]
3%以上引き上げという要求をして、回答が一体どうなってくるのかは分かりません。今年度中に出てくることだけは間違いないので、今度はそれを受けて、何千億、何兆円の引き上げなのかは分かりませんけど、それだけ引き上げられたとすると、この分野をもう少し引き上げてくれとか、そういう話にするための議論のたたき台です。
  
[記者]
配分の議論をやる時の材料にすると。
   
[桜井会長]
あくまで政策は政府の中で作るとか、中医協マターだと言われていますが、そこで必ず十分な議論がされるとは思っていませんし。パブコメは当然求める事になるでしょうから、我々もパブコメの一つとして、意見を言わせていただきたいと。特にこの議連は160人弱の議員の人たちが入っていて、パブコメの中で一番重いと私は思っていますから。これはちゃんと受けていただかないと、我々の言った事に対してゼロ回答で、「政府与党一元化」だと言われても納得できないんじゃないですかね。はい。そう思っています。
  
[記者]
今日のヒアリングで印象に残った発言などは。
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