医療機関の情報公開と患者のプライバシー
■ 「この案で2号側の先生方のご了解を得たい」 ─ 白川委員
[白川修二委員(健保連常務理事)]
明細書の発行につきましては前回(2月3日)も議論をさせていただきましたが、我々1号(支払)側としては何年にもわたって、「明細書の無料発行」というものを訴えてきてまいりまして......。
前回も、(明細書発行に伴う)問題点を2号(診療)側の先生方から指摘されましたけれども......。今回、なんとか決着を付けていただきたい、我々の気持ちを理解していただきたいというのが私の気持ちでございますので、あの......。
事務局(保険局医療課)、ご苦労いただきまして修正案を今日出していただきましたけれども、この修正案につきましては、1号(支払)側は一致して、この案でぜひ2号(診療)側の先生方のご了解を得たいという気持ちでございますので、これをまず冒頭、お伝えしたいと思います。以上でございます。
[遠藤久夫会長(学習院大経済学部教授)]
ありがとうございます。2号側、いかがでございましょうか。渡辺委員、どうぞ。
【目次】
P2 → 「大きな枠組みは前回提出したものと同じ」 ─ 厚労省
P3 → 「この案で2号側の先生方のご了解を得たい」 ─ 白川委員(支払側)
P4 → 「現状では賛成できないが、賛成したい」 ─ 渡辺委員(診療側)
P5 → 「国家が責任を負う制度にしていただきたい」 ─ 嘉山委員(診療側)
P6 → 「現場の忙しい医療機関に負わせるのは大変」 ─ 邉見委員(診療側)
P7 → 「今後何が起こるか非常に不安がある」 ─ 鈴木委員(診療側)
P8 → 「より分かりやすいものを段階的に検討する必要がある」 ─ 三浦委員(診療側)
P9 → 「私は賛成する立場で特に何も問題はない」 ─ 安達委員(診療側)
P10 → 「綺麗にしていこうと努力する情報開示の力がきっとある」 ─ 勝村委員(支払側)