日本脳炎「現在の観点からは反省すべき所」 厚労省
座長
「そもそも論からやるべきと黒岩委員が言ったので、そもそも論をやらないうちに個別論をやる訳にいかない」
子供のケンカか。
黒岩
「そんなことはない。あのパッチワークだってそうだったではないか。そういうものに機敏に対応することも必要だ」
座長
「そのためには、この部会を活性化して8月の国会に出せるよう議論をするしかない」
黒岩
「座長の議事進行は横暴だ。もう少し丁寧に」
座長
「どこが横暴か、分かりやすく教えてほしい」
黒岩
「私も司会進行はプロだ。こう見事に仕切って発言を途中で遮って、決まったようなシナリオに従って進行してしまうのは納得できない。議論はきちんと議論しよう」
座長
「私はシナリオを作ってなどいない。平成5年から予防接種に関する検討の仕事をしてきて私には十分分かっていることだが、皆さんには情報が十分でないだろうから情報を提供したいということであり、全体の知識を持ったうえで議論してもらいたい。2年しかと言ったが、私の本心から言えば歯がゆい。シナリオ通りスラスラとなんてことはしてなくて、全ての委員に発言の機会を与えて、皆さんから等しく意見をうかがっているつもりだ。私の独断でやっているのではない。他の委員の方はそのようなことを言わないではないか。もし私の進行が少しく荒々しいのであれば次回からは改める」