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高齢者医療を守るのは誰か (上)

■ 医療区分1の患者の実態


[池上直己分科会長(慶應義塾大医学部医療政策・管理学教授)]
 続きまして、「医療区分1の患者の実態と検証」でございます。医療区分1の患者の実態については、医療療養病棟における「医療区分1」の割合は低下しているものの、患者は重症化しているという意見があった。

 また、「医療区分1」でも認知症の患者については評価すべきではないかという意見がありました。

 1ページおめくりいただきまして、(2)の「今後の検証」で、「医療区分1」の患者が重症化しているという実態を検証するためには、今後タイムスタディ調査の実施が必要ではないかという意見がありました。
 

【目次】
 P2 → 療養病棟入院基本料変更の影響
 P3 → 医療区分1の患者の実態
 P4 → 「在院90日超え患者」
 P5 → 状態が類似した患者に対する検査
 P6 → 「特定除外患者」の状況
 P7 → 「BPSD」への対応
 P8 → 医療の質の検証
 P9 → 中医協総会への提言

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