高齢者医療を守るのは誰か (上)
■ 状態が類似した患者に対する検査
[池上直己分科会長(慶應義塾大医学部医療政策・管理学教授)]
続きまして、状態が類似した患者に対する検査の実施状況について比較したところ、一般病棟と医療療養病棟の間では一定の差が認められました。
これは17から18ページをご覧になっていただければと思います。18ページの下にございますように、検査の実施頻度にある程度の差がありました。
▼ 続く、「看護配置13 対1、15 対1 の一般病棟を有する病院の急性期機能について分析を行ったところ、一定の救急対応が行われていた。【資料P19,20】」という部分の説明は飛ばした。
【目次】
P2 → 療養病棟入院基本料変更の影響
P3 → 医療区分1の患者の実態
P4 → 「在院90日超え患者」
P5 → 状態が類似した患者に対する検査
P6 → 「特定除外患者」の状況
P7 → 「BPSD」への対応
P8 → 医療の質の検証
P9 → 中医協総会への提言
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