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高齢者医療を守るのは誰か (上)

■ 「特定除外患者」の状況


[池上直己分科会長(慶應義塾大医学部医療政策・管理学教授)]
 続きまして、「レセプト調査の分析について」でございます。「特定除外患者」の状況を分析したところ、「90日超え患者」のほとんどが「特定除外患者」に該当していた。

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 また、除外理由についての分析を試みたところ、今回収集したレセプトには該当理由が記載されていないものが多かった。この、記載されていないものが多かったことは、23ページに提示されている通りでございます。

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 患者1人1 月当たりのレセプト請求額を算出したところ、一般病棟の「特定除外患者」と医療療養病棟の「90日超え患者」との間には一定の差が認められた。これは資料の24、25、26をページをご覧になっていただければと思います。

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【目次】
 P2 → 療養病棟入院基本料変更の影響
 P3 → 医療区分1の患者の実態
 P4 → 「在院90日超え患者」
 P5 → 状態が類似した患者に対する検査
 P6 → 「特定除外患者」の状況
 P7 → 「BPSD」への対応
 P8 → 医療の質の検証
 P9 → 中医協総会への提言

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