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ニュース〜医療の今がわかる

周産期・救急懇談会3

この後少しだけやりとりがあって大臣挨拶。
「問題提起だけ。麻酔科医が足りないのなら、照井先生のような人に週に1日ずつ出てもらって、2、30人のそういう人が30分以内に駆けつけるという遊撃隊みたいなのは荒唐無稽なのか。常駐してなくても30分以内に行けば助かるというのなら、どうだろうか。

空床補償の話にしても何にしても結局診療報酬の話で中医協で片付ける必要がある。悠長な話になりかねない。そういう政策システムでいいのか。新生児科医が少ない、処遇が悪いと言っても、結局は診療報酬で病院にお金が流れる仕組みしか取れない。ホスピタルフィーとドクターフィーを入れるのがいいのか悪いのか。現在の体系ではホスピタルフィーでしか誘導がかけられない。私は厚生労働族でも何でもないので、常に疑問に思っている。この会議にはそぐわないかもしれないが、長期的な問題として議論いただけないだろうか。だって12月目途にまとめたって、実現するのはいつなんだという話だ。直接予算を分捕ってきても、反映するには、必ずあの中医協でということになってしまう」

木下
「空床補償に関しては、中医協を通さなくても都道府県レベルでできるんでないか。千葉県では既にあると聞いている。東京都もオリンピック誘致にあんなにお金を使うくらいなら、出してくれてもいいと思う」

舛添
「知事会との懇談会で必ずお話をしておきたい」


ビジョン会議の際にも少し書き込まれたドクターフィー。進展するだろうか。次回は12月8日。

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