揺れる「地域医療への貢献」 ─ 中医協・DPC評価分科会
■ 医師、看護師、薬剤師等の人員配置(チーム医療)による評価 → △
[西岡分科会長]
これは、特別調査をするという方向でよろしいだろうか。
[佐藤博委員(新潟大教授、医歯学総合病院薬剤部長)]
前回(6月8日)のDPC評価分科会で、日本病院薬剤師会の「DPC病院における薬剤師の病棟業務に関する実態調査」の結果を報告した。
ぜひ、これを今回の特別調査にも活用していただきたい。
▼ 会議終了後、長谷川補佐は「○に近い△」と話している。病棟薬剤師の配置を「新たな機能評価係数」として採用する可能性が高い。
■ 医療の質に係るデータを公開していることの評価 → △
[西岡分科会長]
「様式1」との関連など、いろいろな問題が絡むので△。
■ 副傷病による評価 → ×
[西岡分科会長]
これは 副傷病をさらに充実させていくという意味で、診断群分類の中でやれるのではないか。齊藤先生、それでよろしいだろうか?
[齊藤壽一委員(社会保険中央総合病院名誉院長)]
はい、それで。
[西岡分科会長]
ありがとうございます。副傷病は外させてもらう。
■ がん診療連携拠点病院の評価 → ×
(医療計画で定める事業の評価として)「3疾患」で評価されるので、特別にこの項目を評価しないということにさせていただく。
では、今日まとめていただいた意見を中医協の基本問題小委員会に報告する。